2023年12月25日に少年ジャンプ+|人気オリジナル連載が全話無料!の最強WEBマンガ誌 (shonenjumpplus.com)で『正反対な君と僕』最新46話「バレンタインデー♪」が更新されたので感想と考察を書いていこうと思います。
遂に西さんと山田が結ばれた。
そんな前回の記事はこちらから。
因みに私の推しはタイラズマです。
皆でタイラズマを全力ですこりたい。
本記事は、はてなブログの『漫画』グループランキングに参加しております。宜しければクリックしていただけますと、励みになります!
最新5巻が2023年11月に発売してます。
見逃さないように、要チェック!
46話「バレンタインデー♪」感想と考察
今回はバレンタイン回
さて、世間ではクリスマスとなる12月25日の更新となった46話。しかし、本編の時系列としては2月だ。
前回、西さんと山田カップルが成立した。
しかし、本来はバレンタインに合わせて告白をする計画であった。それが想いが先行した結果としての前回である。
つまりバレンタインイベントは残っている。
集英社 阿賀沢紅茶 『正反対な君と僕』46話 より
昨今はバレンタインも多様化してる。
義理チョコ。友チョコ。本命チョコ。
渡すものもチョコである必要はないのだとか。時代の変遷を感じるが、ハロウィン然り定期化したイベントは形を変えるものだ。
本作には3組の男女が居る。それぞれにバレンタインの姿があるので、本記事ではその姿を追うことにする。
鈴木と谷の場合
鈴木が作ったのはド派手な色が特徴の手作りアイシングクッキー。食べ物というには色合い豊か過ぎるクッキーを見た谷の一言目は「これ食べれるの?」だ。
素直に受け取れば、手作りクッキーを作ってくれた彼女に対する言葉ではない。しかし、鈴木も谷もお互いの距離感と人となりには慣れてきた。鈴木は泣き真似をし、谷は謝罪しながらも率直に美味しいと感想を漏らす。
少しおちゃらけつつ、お互いを思いやりつつ。
鈴木と谷ならではの空気感である。
集英社 阿賀沢紅茶 『正反対な君と僕』46話 より
西さんと山田の場合
山田はクラスの女子からもたくさんの義理チョコを貰う。明るい山田の姿を見ていればクラスの人気者的なキャラであり、当然だと言える。
しかし、その姿を西さんに見られるのだ。
仮にも彼女。
それも彼女になったばかりなのだ。
だから山田は弁解しようと焦る。一方で西さんも山田のことは信頼しており、疑うような素振りはない。むしろチョコを教室に置いてきて持ち合わせていないことに考え込む。
そんな西さんの提案によって、二人のバレンタインは放課後教室で待ち合せとなった。
集英社 阿賀沢紅茶 『正反対な君と僕』46話 より
放課後の教室で二人きり。そんなバレンタインでは、山田が付き合っていることを周囲に言っても良いか確認する。山田の性格から隠し事は苦手なのは想像に難しくない。
西さんもそれを了承する。
てっきり当分は関係性を隠すもの勝手に予想していたが、そうはならなかった。山田の性格や西さんが彼女として自信をつけたことなど、いくつか要因があるだろう。
ただ、紛れもなく二人の関係性が進んでいる証でもある。ゆっくりではあるが、二人でしっかり進んできた。それはこれからも変わらないだろう。
タイラズマの場合
さて、最推しのタイラズマ。
二人のバレンタインは電車の中である。
元より人との距離感に失敗しがちであり、人の変化に機微な二人である。そんな探り探りの空気感や会話の雰囲気は、正直最高だ。
そもそもバレンタインという文化にも疎い。
東は女子がチョコを渡しあう文化に触れてきておらず、貰うばかりとなってしまった。一方で平もチョコをいくつか食べており、お返しが必要かで悩む。
なんとも二人らしい姿である。
そんな平の悩みも東の「ないよりある方が嬉しい」という言葉で決着がつく。シンプルイズベスト。東らしい回答である。
そんな東は平にガム1粒を渡して言うのだ。
集英社 阿賀沢紅茶 『正反対な君と僕』46話 より
この後の何とも言えない表情をしている平も最高だ。お返しはないよりあった方が嬉しい。しかし、ガム1粒にホワイトデーのお返しは発生するのか。
平の悩みの種は尽きないのだ。
主のイチオシシーン
下校前のワンシーン。
タイラズマ呼びの張本人である鈴木。
遂には平の原型がなくなり、「ティラズマ」と呼称する。そんな英語の略し方みたいな呼ばれ方でツッコミが出来る平もなかなかである。
集英社 阿賀沢紅茶 『正反対な君と僕』46話 より
次回更新は
次回更新は恐らく2024年1月8日(月)になると思われる。
それまで正座待機。