2024年11月11日に少年ジャンプ+|人気オリジナル連載が全話無料!の最強WEBマンガ誌 (shonenjumpplus.com)で『正反対な君と僕』最新64話「スタートライン」が更新されたので感想と考察を書いていこうと思います。
およそ一か月ぶりの更新。
前話の感想記事はこちら。
因みに私の推しはタイラズマです。タイラズマ回はテンションが爆上がりしています。皆でタイラズマを全力ですこりたい。タイラズマだけをまとめた昔の記事などもあります。是非参照頂ければ。
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最新7巻が、2024年8月に発売しています。
表紙は我らが最推しのタイラズマ。勿論、収録されている内容もタイラズマ要素が多い絶対買わなくてはならない最新巻だ。
64話「スタートライン」感想と考察
受験期の3つの懸念
受験期に入って生じた3つの懸念。それは①谷の進路に自分としての自信を持てない悩み、②西さんが進路をお母さんに打ち明けれない悩み、③東の平に対する恋愛感情に関する悩み。
そして、その悩みはそれぞれの人間関係の中でそれぞれの結果を迎えた。谷の悩みに関しては、自身で進路を考え直した上で勉学に励んだ。それは鈴木の存在が大きい力となった。2つ目の西さんの進路。これについても、「自分の選択に自信を持つ」ということを山田との関係性を築く中で自覚した。3つ目のタイラズマの恋愛模様。これは結論としては現状維持状態だが、東は恋愛感情を自覚し、平も少しだけ東に対して向き合う姿勢ができた。
そのような意味では怒涛の受験期。
そして受験期の終わりは高校生活の終わりでもある。だから、彼ら彼女らが迎えるのは卒業式という通過儀礼だ。卒業アルバムへのメッセージ、集合写真、歌えない校歌。高校の卒業式あるあるが詰め込まれていた。
Ⓒ 集英社 2024
阿賀沢紅茶『正反対な君と僕』64話 より
山田と西さん
山田と西さんは卒業式に二人の写真を撮る。その撮影者は事あるごとに名前が出てきていた「ガパチョ」である。二人との会話の様子を見るに、あだ名ではなく、外国人の様だ。
そんなガパチョ撮影の山田と西さんのツーショット。その笑顔は、二人がこの2年間で築いてきた関係性がありありと表れていると思う。幸せが溢れた笑顔だ。
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阿賀沢紅茶『正反対な君と僕』64話 より
タイラズマ
タイラズマの卒業式。平も東も中学校時代の人間関係はヒエラルキーに苦しめられ、満足が行くものでは無かった。そんな二人にとって、この高校生活は楽しいという言葉で表されるものだった。
だから「卒業」の二文字が悲しい。
二人とも同じ境遇だからこそ、高校生活の終わりを噛みしめ、二人して泣いてしまうのだ。正確には平につられて東も泣いてしまった。その涙こそ、中学校生活ではお互いに人に見せなかった自分の弱みである。
そんな姿を見せあえるような関係性。だからこそ、平は自身の言葉で、東に対して感謝を告げる。それは、他人の視線やヒエラルキーを気にする平が、東に対して対等な目線から発した言葉である。
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阿賀沢紅茶『正反対な君と僕』64話 より
東はその言葉を平からもらえた事実に何より喜ぶ。彼氏彼女という名前の付いた関係性。それよりもずっと特別なものに認められたということだ。
実際タイラズマが名前の付いた関係に発展するかどうかは分からない。だからこそ、東は平への想いに一区切りをつけようとするが、一方の平は卒業したら会えなくなるという事実に気付き、「また会えたりするか」と尋ねる。
であれば、ここからは完全な考察であるが、タイラズマは卒業後も二人の速度で、二人なりの関係性を築いていくのだろう。なんなら、恐らく合格祝いで皆でカラオケに行くことになり、少し気まずいタイラズマが既にてぇてぇ。
鈴木と谷
そんなこんなで谷も第一志望に合格した。そしてその事実が示すのは、遠距離恋愛になってしまうということだ。大学進学は、また新しい人間関係が始まることを示す。それはつまり、恋人としての人間関係が薄くなってしまう可能性を示唆する。
ただ、その心配は無いのだろう。
谷の言葉足らずは以前のままであるが、谷は鈴木を今まで以上に想っている。だからこそ、例え忘れられても「戻ってくる場所になる」という決意をするし(谷らしく若干ネガティブ)、鈴木も鈴木で谷しか見えていないのだ。
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阿賀沢紅茶『正反対な君と僕』64話 より
という感じで、各ペアをしみじみ頷きながら読んでいたら、最後に重大な煽り文が書いてあった。
次回、最終回。
この個性的なメンバーのあまりに良い物語。その先の物語が描かれないことを悲しみつつ、驚きつつ。一方で高校生という思春期かつ人間関係に敏感な時期を描き切り、そこで終わらせることに潔さを感じた。次回、彼ら彼女らのエピローグに期待だ。
主のイチオシシーン
卒業後、思ったより早く会うことになって気恥ずかしいタイラズマ。東に関しては、佐藤以外の女子には平に対する想いがバレていたようだ。そして、卒業後の1シーンで佐藤が東に恋愛状況を問いただしているのも面白い。
勿論、タイラズマが今回描かれた「名前がつく関係以上の関係」で終わるのも良い。ただ、一方で、名前がつく関係になってほしい自分もいる。
平も一人暮らしをするようだし、本当にただのイチタイラズマファンとして、次回のエピローグで平の部屋に東が居て欲しい。これはただの願望。
てか、卒アルのやり取りで「平秀司」と「東紫乃」と二人の本名が出ているのもヤバイ。タイラズマファンが嗚咽して泣くレベルでてぇてぇが詰まっている、陰に隠れたタイラズマ回に違いない。
Ⓒ 集英社 2024
阿賀沢紅茶『正反対な君と僕』64話 より
次回更新は
次回更新は恐らく2024年11月25日(月)になると思われる。




