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【感想と考察】『正反対な君と僕』45話「日の入り」【漫画】

 2023年12月11日に少年ジャンプ+|人気オリジナル連載が全話無料!の最強WEBマンガ誌 (shonenjumpplus.com)『正反対な君と僕』最新45話「日の入り」が更新されたので感想と考察を書いていこうと思います。

 前回の記事はこちらから。

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 因みに私の推しはタイラズマです。

 皆でタイラズマを全力ですこりたい。

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45話「日の入り」感想と考察

溢れる想い

 デートの途中。

 バレンタインだとか、デートの段取りだとか全ての計画を置き去りにして出た西さんの告白。西さんと山田の関係、特に西さんの性格からは意外な展開だ。

 元はと言えば山田の方も今回のデートの終わりの方で告白を計画していた。だから山田の側が「断る」という展開は有りえない。

 ただ、山田としては先を越された。

 山田が好きになって、山田が先に告白を計画して。しかし、考えすぎてタイミングを失い、結果として相手から告白された。山田としては恥ずかしいという気持ちが勝る。

 だから、これ以上恥をかくわけにはいかない。

 本来はあれこれ考えないタイプ。

 そんな山田が出す答えは、「ごちゃごちゃ考える」のは辞めるということ。つまりは西さんの想いに素直に答えるというものだ。

集英社 阿賀沢紅茶 『正反対な君と僕』45話 より

 しかし、そんな肝心の言葉も隣を通過するトラックの音に掻き消される。なんともタイミングの悪い展開。そんなお笑いのお決まりの様な告白も二人ならではの形だ。

 二人の想いが通じ合う瞬間。それは笑いの堪え切れない、記憶に残る思い出に違いない。

敬語

 そんな二人の関係を示す要素の1つに「敬語」がある。もともとは西さんが山田に対して敬語を使っていた。そんな二人のお決まりのシーンが西さんの敬語矯正。

 例えば30話。「~します」を「~する」と無理矢理言い換えようとした結果、「~しまる」と言ってしまう。これを山田が真似する。

 

集英社 阿賀沢紅茶 『正反対な君と僕』30話 より

 そうやって少しずつ距離を縮めてきた二人。だからこそ、今回の告白は感慨深いものがある。そして山田が緊張して敬語が出てしまうのもニッコリしてしまう。

 何はともあれ二人ともおめでとう。

 山田が言う通り「これから」も、また二人の関係は続く。これからの関係の変化に期待である。

集英社 阿賀沢紅茶 『正反対な君と僕』45話 より

主のイチオシシーン

 西さんが告白の理由を明かす瞬間。

 彼女になりたい。その想いの過程が丁寧に描かれてきたからこそ、遂に山田に言うまでになったか、と。読者も涙が止まらないであろう。

集英社 阿賀沢紅茶 『正反対な君と僕』45話 より

次回更新は

 次回更新は恐らく2023年12月25日(月)になると思われる。

 それまで正座待機。