2024年6月24日に少年ジャンプ+|人気オリジナル連載が全話無料!の最強WEBマンガ誌 (shonenjumpplus.com)で『正反対な君と僕』最新57話「ざわざわ」が更新されたので感想と考察を書いていこうと思います。
東が可愛すぎるタイラズマの供給。
前回の記事はこちらから。
因みに私の推しはタイラズマです。
皆でタイラズマを全力ですこりたい。
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最新巻は6巻です!
57話「ざわざわ」感想と考察
文化祭での山田と西さん
阿賀沢紅茶先生のこの投稿。
そのため、55話~56話の流れから57話もタイラズマ回であることは予想がされていた。しかも投稿内容から、タイラズマの関係が動くような重要な展開を期待していた。
その舞台に選ばれたのは文化祭。
今夜0:00〜 #正反対な君と僕 56話更新なんですけど、
— 阿賀沢紅茶 (@agasawa_tea) 2024年6月9日
個人的に57話がお気に入りなんで 56話も是非読んで欲し〜です。🦭⁾⁾ 何卒〰〰
▼前回(55話) https://t.co/qcf6HSmJAg
2年生の時の文化祭と対比して描かれているようなシーンも多い。例えば、西さんと山田。西さんが写真部展示を一人店番しているところに、山田が訪れる。
それと同じシーンが描かれる。
しかし、今年の二人は既に彼氏彼女の関係性。西さんが山田の黒髪を眺めている姿を見てキスした記憶を蘇らせる。正しく一年間の時間の重みが分かるシーンである。
Ⓒ 集英社 2024
阿賀沢紅茶『正反対な君と僕』57話 より
しかし、一方で山田と西さんの関係についても今後変化が訪れる可能性がある。それは本田と西さんの会話から分かる。「自分で解決したい」から山田には相談しなかった。進路か人間関係か。いずれにせよ西さんが問題を抱えているのは確かである。
谷の反応
今回の話で気になるのは受験話をする鈴木に対する谷の反応である。志望校推薦をしないことにした谷。その結果として、志望校の距離が近くなり、鈴木としては大学入学後も会えるため嬉しい。
しかし、谷の反応は微妙である。
この反応から、①谷はまだ自身の進路について明確な答えを出せていない、②鈴木に伝えていない大学への進学も視野に入れているといった可能性が考慮される。
この問題は3年生編に入った頃から谷に付きまとっている問題であり、この二人の関係性を大きく左右する話でもある。谷が出す答えに注目である。
Ⓒ 集英社 2024
阿賀沢紅茶『正反対な君と僕』57話 より
東の挑戦と平の気づき
文化祭あるある。ツーショットを撮りガチ。
平はクラスの男子と一緒に文化祭を過ごした。そのため、東は平と二人きりになれるタイミングを狙って話しかけたのだ。これは東としても、大きな一歩を踏み出したと言える。そして、東は平と写真が撮れたことを心から嬉しそうに笑うのだ。
しかし、平としては「付き合う」という行為自体がトラウマでもある。かつて告白されて付き合い、「そんな人だと思わなかった」と落胆されて別れる結末を迎えた。
Ⓒ 集英社 2024
阿賀沢紅茶『正反対な君と僕』57話 より
その背景を踏まえると平の表情には複雑な感情が読み取れる。東の笑顔を見て東の好意に気付いた可能性は高い。しかし、過去の経験を踏まえると期待をさせて付き合っても落胆させるだけ、と東の好意を拒否する可能性もあるのだ。
煽り文にも「青ざめた平」と表記されている。その文言から平の表情は「嬉しい」というプラスの感情よりもマイナスの感情の側面が多いような気がするのだ。
この展開は東にとっても辛いものとなる。東は間違いなく平のことが好きなのに、その感情を受け取る前に拒否される。そのため、必然的に二人の関係には平の過去の恋愛のトラウマを乗り越えるような展開が必須となってくる。
東が平にとって辛い感情だけでなく、嬉しいや楽しいといったプラスの感情も与えてくれるはずなのだ。だからこそ、平が無事にトラウマを乗り越えて、二人の関係に幸があらんことを今後も変わらず願っている。
主のイチオシシーン
東と平のツーショット。変な距離感になって顔を近づける平。緊張して変な笑顔になる東。このツーショットが尊すぎる。
Ⓒ 集英社 2024
阿賀沢紅茶『正反対な君と僕』57話 より
次回更新は
次回更新は恐らく2024年7月8日(月)になると思われる。