2023年11月9日発売「ヤングジャンプNo.50号」で『【推しの子】』本編の最新131話「贖罪」が掲載・更新されています。
前回の感想記事はこちら。
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私は重曹推しです。
記事の内容やそれに含まれる感想もだいぶ重曹寄りになることはご容赦ください。
それについて、随分と前ですが、『【推しの子】』の今後の展開について割と本気で考察した記事を書いていますので、今後の展開まで予想したい方は以下の記事をチェックしてください。この記事で書いてある考察などを前提にこの記事のように各週の感想記事も作成しています。
※約3年ほど前の記事になります。
なので、以下に含まれる感想の内容にも『【推しの子】』の恋愛要素(特にアクかな)に焦点を当てた内容が多くなります。上記内容が苦手な人、宗派が合わない人はブラウザバックしていただければ幸いです。
131話「贖罪」感想と考察
とある娘の話
アイの過去を脚色した『15年の嘘』。
その物語はアイが施設を脱走するところから始まる。ここら辺の話は、かつて壱護が明示している通り。そんなアイを路上でスカウトし、アイドルとしての物語は幕を開ける。
そんな壱護の誘い文句。
母親の愛情を知らないアイ。そんなアイへの誘い文句は「いつか嘘が本当になるかもしれん」だ。
集英社 赤坂アカ/横槍メンゴ 『【推しの子】』131話 より
実際、誘ってすぐOKという話でも無い。
壱護が身元引受人を用意したり、アイドルのあれこれを準備したりと苦労はしたのだろう。しかし、かくしてアイはアイドルと成った。
とある母親の話
しかし、上述した話はあくまでも娘の視点で語られた物語である。当然ながら娘を愛さなかった母親視点の物語もある。
結論から言えば、母親は娘を愛していた。
集英社 赤坂アカ/横槍メンゴ 『【推しの子】』131話 より
悲しいことに、それ以上に娘が可愛かったのだ。
母親の付き合っていた男がアイに色目を使い始めた。8歳か9歳の娘が自身が付き合っている人を魅了している。その異常な事態は家庭の崩壊を起こす。
だから、母親は娘を愛せない。
男への怒り。娘への嫉妬。そして、娘が近くに居ることで、それらの悲劇が繰り返されるという事実。だからこそ母親は娘を遠ざける選択をした。
言い訳に聞こえるかもしれない。
「愛していた」という表現は間違っているかもしれない。
ただし、視点が異なれば物語も異なるのだ。
なんでお前が居るねん
なんでお前が居るねん。
小見出しに着けた通り、アイの母親もといアクアの祖母との邂逅に何故かあかねが居る。清々しい表情でアクアを待っているが、冷静に考えると普通に怖い。
バッチバチにストーカーじゃん。
しかも「帰ろう」と正しく彼女面。いったん確認ではあるが、アクアに振られた身分だよね???全く最後の数コマは理解が追い付かなかった。
集英社 赤坂アカ/横槍メンゴ 『【推しの子】』131話 より
今週の重曹ちゃん
やはり、セミロング重曹は非常に可愛い。
姿のラフさも相まって、ギャル味も感じられる。
これもまた重曹の新しい一面。
集英社 赤坂アカ/横槍メンゴ 『【推しの子】』131話 より
次回更新は
またもや次号休載である。
次回更新は2023年11月22日(木)の予定である。