2023年8月24日発売「ヤングジャンプNo.39」で『【推しの子】』の最新話「-interlude-第2回」が掲載・更新されています。現在『【推しの子】』は本編を休載し、各キャラのサイドストーリーを単話で更新しています。
前回の感想記事はこちら。
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私は重曹推しです。
記事の内容やそれに含まれる感想もだいぶ重曹寄りになることはご容赦ください。
それについて、随分と前ですが、『【推しの子】』の今後の展開について割と本気で考察した記事を書いていますので、今後の展開まで予想したい方は以下の記事をチェックしてください。この記事で書いてある考察などを前提にこの記事のように各週の感想記事も作成しています。
※約3年ほど前の記事になります。
なので、以下に含まれる感想の内容にも『【推しの子】』の恋愛要素(特にアクかな)に焦点を当てた内容が多くなります。上記内容が苦手な人、宗派が合わない人はブラウザバックしていただければ幸いです。
感想と考察
今回はメルト回
全4回を想定しているサイドストーリー。
今週更新分はメルトについての物語だ。
よく考えてみればメルトの『【推しの子】』における初登場は重曹とアクアが再会を果たした「今日あま」編である。意外と息の長いキャラクターでもあり、モブと呼ぶには忍びないキャラでもある。
生まれ持った整った容貌。
女子からモテたいという欲望。
集英社 赤坂アカ/横槍メンゴ 『【推しの子】』-interlude-第2回 より
メルトはおそらく芸能界を軽く見ていた。そして自分が向き合うべきものを掴みきれないまま迷走した。その結果の1つが「今日あま」での大根役者ぶりであろう。
しかし、その意識はアクアとの出会いを通じて変化する。
前回のMEM同様にメルトもアクアとの出会いを通じて人生を、芸能界での立ち位置をガラリと変えた人物の一人である。そのような意味では、重曹もあかねも同様だろう。
他人からの視線は理由なく突発的に変わることはない。
そしてその他人からの視線を最も浴びる世界が芸能界である。
そのような意味では、サイドストーリー「-interlude-」に登場するキャラクターたちは皆アクアとの出会いが人生における契機となった人物が選ばれている可能性もある。
メルトの現在地
メルトが「今日あま」の撮影を通じて意識が変化し、「東京ブレイド」の舞台で役者としても力があることを証明した。
しかし、「イケメン」という言葉はどこまでもくっつく。
肯定的にしろ、否定的にしろ。
上述した通り、たった一度の舞台演技で評価がガラリと変わる甘い世界ではない。どんな転機も、積み重ねがあってこそ成立する。だからこそ、メルトは自身のできることに目を向け、日々努力を重ねている。
集英社 赤坂アカ/横槍メンゴ 『【推しの子】』-interlude-第2回 より
今週の重曹ちゃん
出番なし。
メルト主役の「-interlude-」を楽しみましょう。
次回更新は
次回更新は2023年8月31日(木)である。
本編の再開は2023年9月14日(木)の予定である。