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【感想と考察】『【推しの子】』144話「原作ファン」【漫画】

 2024年3月21日発売「ヤングジャンプNo.16」で『【推しの子】』本編の最新144話「原作ファン」が掲載・更新されています。

 前回の感想記事はこちら。

isoisogingin.hatenablog.com

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 私は重曹推しです。

 記事の内容やそれに含まれる感想もだいぶ重曹寄りになることはご容赦ください。

 それについて、随分と前ですが、『【推しの子】』の今後の展開について割と本気で考察した記事を書いていますので、今後の展開まで予想したい方は以下の記事をチェックしてください。この記事で書いてある考察などを前提にこの記事のように各週の感想記事も作成しています。

 ※約3年ほど前の記事になります。

isoisogingin.hatenablog.com

isoisogingin.hatenablog.com

  なので、以下に含まれる感想の内容にも『【推しの子】』の恋愛要素(特にアクかな)に焦点を当てた内容が多くなります。上記内容が苦手な人、宗派が合わない人はブラウザバックしていただければ幸いです。

144話「原作ファン」感想と考察

豆知識の回

 結論から言えば、最新144話は豆知識回であった。『【推しの子】』に度々現れる、芸能界の真実とかを語る回。今回であればロケ撮影の裏話といったところか。

 つまり、大きな展開は無い。

 それ故、語る内容も薄くなるがご了承頂きたい。時系列的に言えば、宮崎の病院に行って撮影を行った。その一言に尽きるのだろう。

 その中で語るべきは①メルト君の役者としての成長、②神様を自称する謎の少女の再々登場の2つである。

メルト君の成長

 『今日あま』編で初登場し、大根役者ぶりを披露したメルト。そんな彼は、『東京ブレイド』編では役者として演技に食らい付く成長ぶりが描かれていた。そんな彼が再々登場である。

 演じる役は医者役。

 つまりはゴローの役である。

 メルトが演じるゴローの姿に、ルビーは難癖をつける。しかし、メルトはゴローがアイドルを推す背景や患者との関わり方まで自分で解釈を深め演技に臨んでいる。そしてその解釈は実際のゴローとさりなに近しいものでもあった。

 結果、演技にルビーも太鼓判を押す。

 なめた態度を取っているが、ルビーはメルトを「先輩」と呼ぶ。そしてメルトもルビーに先輩風を吹かせる。なかなかのコンビではないか。

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集英社 赤坂アカ/横槍メンゴ 『【推しの子】』144話 より

謎の少女ちゃんの再登場

 さて、あれよあれよと役者として演技をすることになった謎の少女。こちらの正体については127話の感想記事で考察をしている。

isoisogingin.hatenablog.com

 少女の正体は「天照大御神」。

 今回の撮影地がゴローが務めていた宮崎県の病院であることが推察される。そしてその地域を「思い入れのある場所」と表現することからも宮崎県に所縁があるのだろう。

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集英社 赤坂アカ/横槍メンゴ 『【推しの子】』144話 より

 実際、天照大御神は宮崎県天岩戸という洞窟でお隠れになったという逸話もある。そのことからも「思い入れのある場所」と評することに疑いはない。

 ただ、ここに関しては私は考察を諦めている。具体的には、謎の少女に関する考察は『【推しの子】』におけるオカルト要素の根幹だと思う。しかし、私はその部分以外のラブコメ要素や復讐ストーリー要素を楽しんでいる。

 なぜ二人が転生したか、等は私にとっては「ワンピースでなぜ悪魔の実が存在するかを尋ねる」と同じくらい愚問だと考える。そこに謎の少女なんて超能力的な存在が表れて、転生の背景を説明されても困るのだ。なぜなら私の関心はいずれも転生後の事象にあるからだ。

今週の重曹ちゃん

 出番なし!

次回更新は

 次号は休載のようだ。 

 次回更新は2024年4月4日(木)の予定だ。