葉のブログ

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【感想と考察】『【推しの子】』-interlude-第1回【漫画】

 2023年8月10日発売「ヤングジャンプNo.37&38合併号」で『【推しの子】』の最新話「-interlude-第1回」が掲載・更新されています。

 前回の感想記事はこちら。

isoisogingin.hatenablog.com

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 私は重曹推しです。

 記事の内容やそれに含まれる感想もだいぶ重曹寄りになることはご容赦ください。

 それについて、随分と前ですが、『【推しの子】』の今後の展開について割と本気で考察した記事を書いていますので、今後の展開まで予想したい方は以下の記事をチェックしてください。この記事で書いてある考察などを前提にこの記事のように各週の感想記事も作成しています。

 ※約3年ほど前の記事になります。

isoisogingin.hatenablog.com

isoisogingin.hatenablog.com

 なので、以下に含まれる感想の内容にも『【推しの子】』の恋愛要素(特にアクかな)に焦点を当てた内容が多くなります。上記内容が苦手な人、宗派が合わない人はブラウザバックしていただければ幸いです。

感想と考察

interlude 

 私は毎週ヤングジャンプを購入する前に、HPで収録内容を確認している。今週いつも通り確認するなかで違和感があった。

 タイトル横に何か付いている!

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週刊ヤングジャンプ公式HP(https://youngjump.jp/magazine/)

 何回瞬きをしても付いているのだ。

 「interlude」は日本語で「間奏」「幕間」等の意味がある(ググったら出てきた)。

 この英単語が誤植ではない限り示す意味は1つしかない。つまり、今週の『【推しの子】』は本編の現在の流れとは関係がない特別回なのだろう。

 このような理由により本章(感想と考察>interlude)に限り、『【推しの子】』最新話更新前に記載をしている(具体的には2023/08/08(水)時点)。次章以降は他記事同様に、更新後に感想と考察を記載する。

 とは言え、特別回となれば候補は無限にある。

 他漫画とのコラボやifストーリー(ifストーリーを公式で描くかという疑問はあるが)、脇役キャラの掘り下げ回に日常回。

 ただ、過去の掘り下げ回となると、前回ミヤコさんの過去を掘り下げたばかりである。他漫画とのコラボは完全に物語外となってしまうので、敢えて「幕間」とは表記しないかもしれない。

 可能性は2つ。本編物語には間接的に関係しつつ、ただ本編として加えるほどでもない内容。或いは、物語全体の中ではノイズとなるが必要な内容。

 例として本編の流れも踏まえて挙げるなら、壱護視点でのアイの出会い、或いは度々登場する「謎の少女」視点での話などだろうか。その他に期待する物語としては、本編で深堀りしきれないキャラのサイドストーリーである。それこそ個人的には重曹やMEMでニコニコしてしまう話が来たら最高ではある。

答え合わせ

 結論から言うと「-interlude-」はMEMのサイドストーリーである。上述した1日前に私が考えた予想は大部分は外れているが、一番期待していた物語が来たので良しとしたい。

 そして重要なことはもう1つ。

 「-interlude-」は全4回構成であることが明かされた。

 どうやらアカ先生ではなくメンゴ先生がネームから作成したようだ。告知内容によると各回特定のキャラのサイドストーリーが描かれるようだ。

 そしてその初回。

 MEM好きの読者の方々。

 息は止まっていないだろうか?

 しかも、第1回は『【推しの子】』主要キャラはMEM以外誰も描かれていない(ぺージ数が6Pしかないことも影響しているかもしれないが)。完全にMEMが主役で、MEMにだけスポットが当たっている。

 そんな「-interlude-」第1回はMEMの下積み時代の話だ。

 アイドルを目指したものの、芽が出なかったMEM。そんなMEMは動画クリエイターとして人気者になり、本編へと至る。しかし、動画クリエイターとしても直ぐに、何もせず人気が出た訳ではない。

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集英社 赤坂アカ/横槍メンゴ 『【推しの子】』-interlude-第1回 より

 動画クリエイターとて動画を視聴してもらわないとお金にならない。そしてその為には、同僚となる人脈作りであったり、動画の投稿頻度であったり、時の運であったり様々な要因が絡むのだろう。

 だからこそ、MEMは軌道に乗りかけたチャンスをつかもうと必死だった。

MEMの譲れないもの

 動画クリエイターとして大成するために。

 楽しい日々を送るために。

 そんなMEMにとって譲れないものが「アイドルになる」という夢である。バズるためには何でもやる。しかし、アイドルになることを阻むようなことはしたくない。

 年齢制限から諦めたはずの夢ではある。

 しかし、結局MEMはどこまでいっても、その「夢」を捨てきれない。

 おそらく重曹が心の底では「役者」に夢を置くように、MEMは心の底から「アイドル」に夢を置いているのだろう。だとすれば、アクアがMEMにした勧誘は、MEMにとってどれほど大きい意味を持つのか計り知れない。

 MEMは心の底からアイドルになりたい、真っすぐな少女なのだ。

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集英社 赤坂アカ/横槍メンゴ 『【推しの子】』-interlude-第1回 より

 MEMのアイドルに賭ける想いが見えるからこそ、よりMEMを応援したくなる。今まで以上にMEMが好きになる。そんな幕間であった。

本編再開はいつか

 上述した通り「-interlude-」は全4回である。

 そして本編再開についても本誌で触れられている。

 本編再開は2023年9月14日の様だ。

今週の重曹ちゃん

 出番なし。

 MEM主役の「-interlude-」を楽しみましょう。

次回更新は

 今週は合併号。

 となれば、次回更新は2023年8月24日(木)だろうか。

 本編の再開は2023年14日(木)と告知もあった。