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【感想と考察】『【推しの子】』125話「眩」【漫画】

 2023年7月27日発売「ヤングジャンプNo.35号」で『【推しの子】』の最新125話「眩」が掲載・更新されています。

 前回の感想記事はこちら。

isoisogingin.hatenablog.com

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 私は重曹推しです。

 記事の内容やそれに含まれる感想もだいぶ重曹寄りになることはご容赦ください。

 それについて、随分と前ですが、『【推しの子】』の今後の展開について割と本気で考察した記事を書いていますので、今後の展開まで予想したい方は以下の記事をチェックしてください。この記事で書いてある考察などを前提にこの記事のように各週の感想記事も作成しています。

 ※約3年ほど前の記事になります。

isoisogingin.hatenablog.com

isoisogingin.hatenablog.com

 なので、以下に含まれる感想の内容にも『【推しの子】』の恋愛要素(特にアクかな)に焦点を当てた内容が多くなります。上記内容が苦手な人、宗派が合わない人はブラウザバックしていただければ幸いです。

125話「眩」感想と考察

ミヤコさんの深堀り回

 今回は「繋ぎの回」。本編に大きな進展はない。

 しかし、先週の感想記事でも書いた。

 ミヤコさんは報われて欲しい。

 というのも、物語がアクアとルビーの出生から描かれているからだろうか。アイに代わって二人の親のような存在となったミヤコさんは、二人の人生の長さの分だけ苦労している。

 読者視点でも、その大変さは容易に想像がつく。

 だから、ミヤコさんのバックボーンが描かれるのは悪いものとは思わない。そんなミヤコさんの過去自体はありふれたものである。上京し、芸能界に憧れ、そして利用される。

 波乱万丈の人生で壱護との出会いがミヤコさんに与えたものは憧れていた芸能界の裏方の仕事だ。しかし、ミヤコさんはそれを悪くは感じていなかった。それどころか壱護の「ドームを客で埋める」という夢自体がミヤコさんの夢になっていた。

 これには驚きである。

 かつての描写の限り、ミヤコさんは芸能界に対してキラキラした夢を追っているというよりは、壱護と縁があり嫌々仕事をしているようにさえ私には映っていた。

 だからこそ、涙を流すほど全力で夢を追い、壱護に裏切られたことに絶望し、それをかつて壱護がアイに託したようにアクアとルビーに託していることが窺える。

 (泣き姿がパッと見た感じルビーに見えた笑)

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集英社 赤坂アカ/横槍メンゴ 『【推しの子】』125話 より

 つまりは、ミヤコさんの過去による感動回だ。

壱護の出現でどのように変わるか

 となれば、考えるべきはミヤコさんと壱護の出会いによってどのような変化があるかだ。壱護は復讐においてもキーマンであるに違いないだろう。

 まず、前提として壱護は未来軸におけるインタビューに出演している。このインタビューは現在企画が動いているこの映画の一端であることは私自身3年前から考察してきた。

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集英社 赤坂アカ/横槍メンゴ 『【推しの子】』8話 より

 このインタビュー時点では壱護の姿は投げやりに映る。

 となれば、壱護がミヤコさんとの出会いで積極的にルビーとアクアに関与することは考えられにくい(ルビーには既に指示をいくらかしていたが、積極的ではない)

 ここから考察するに、ミヤコさんが語る「夢」の輝きを壱護は再び灯すことは叶わなかったのではないだろうか。ただ、壱護の夢をミヤコさんが引き継いでいると知った。だからこそ、ここからの行動は自身がアイに抱いていた夢ごとミヤコさんと双子に託すような流れではないだろうか。

 つまり、壱護自体は何もルビーやアクアの動きに関わらない。

 しかし、次回ミヤコさんに熱い想いを吐き出し、ミヤコさんの支えには結果としてなる。そして独自にアイの真実に関わってくる(この部分はてきとうな考察です)。そんな展開がふと考えられた。

今週の重曹ちゃん

 今週は出番なし。

次回更新は

 次回更新は2023年8月10日(木)です。

 次号は休載との告知がありました。

 また、正座待機!