2023年8月1日にマンガクロス | 秋田書店の新作漫画が無料で読める! (mangacross.jp)で『僕の心のヤバイやつ』最新126話「僕は弱音を吐く」が更新されたので感想と考察を書いていこうと思います。
前回の感想記事はこちらから。
6月までアニメ放映していた『僕ヤバ』。
なんとアニメ2期の製作も決定のようです!
最高だ!
⋱🌸⋰ ⋱🌸⋰ ⋱🌸⋰ ⋱🌸⋰
✨重大発表✨
#僕の心のヤバイやつ
2024年1月 第2期放送決定
⋰🌸⋱ ⋰🌸⋱ ⋰🌸⋱ ⋰🌸⋱#桜井のりお 先生から
お祝いイラストが到着!!!!🎉
📺テレビ朝日系全国24局ネット
“NUMAnimation”枠・BS朝日ほか
🎬第2期決定PVhttps://t.co/Tc40fp8oCK#僕ヤバ pic.twitter.com/8jZzgJqI6E
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126話「僕は弱音を吐く」感想と考察
受験メンタル
受験。
そこには無慈悲にも「結果」が存在する。どれだけ勉強しても結果は「合格」か「不合格」。だからこそ、プレッシャーは凄まじい。特に市川の様にハードルの高い学校を目指すのであれば尚更だ。
そのプレッシャーは人を追い込む。
限界の限界まで勉強に時間を費やしても不安は拭えない。だから本気であれば本気である程に、あらゆる時間を切り崩し、勉強へとリソースを割く。
市川はその最たる例なのだろう。
過去に中学受験に失敗した。難関私立を受験すると啖呵を切った。いくら周りの人が市川を認めようとも、その失敗経験と挑戦者志向が市川自身を勉強へと追いやる。本気でやる程に結果は怖いものだ。
秋田書店 桜井のりお『僕の心のヤバイやつ』Karte.126 より
つまり、市川は勉強のことを考えすぎて頭がパンク状態なのだ。朝の洗顔時に髪を上げた後、そのまま一日を過ごしてしまうくらいには思考が限界を迎えている。
家族の応援
市川京太郎は頑張っている。
それは見るからに明らかだ。だからこそ、市川家は全力でその努力をサポートしたい。送り迎え、新品のイスの購入、山田の呼び出し。どれも市川への気持ちが表れている。
そして市川はそれらを全て理解している。
元より察する力が長けていることは描かれている。だからこそ周りの目を気にしがちで、思春期で素直になれなくて、様々な悩みを抱えている。そんな市川も山田と出会い、関係を築く中で少し大人になった。
それは山田も同様だ。
だからこそ、市川が弱音を吐いた時は山田が支えるのだ。正面から受け止め一緒に抱える。最早カップルの域を超えた"愛"と呼ぶべきその感情に、読者は涙が止まらないのではないか。
(普通にエンダアアって叫びたい)
秋田書店 桜井のりお『僕の心のヤバイやつ』Karte.126 より
初めてのキスはニンニク味?
山田の告白時(Karte.113)で、山田は市川の頬にキスをしている。しかし、month-to-month のキスは実現していない。以上を鑑みて、「初キス」と記載する。
先に結論から述べる。
キスは未遂に終わった。
しかし、ベッドの上で抱くような体勢を取り、向かい合い、顔を近づけるところまではいっている。なんなら山田は目を閉じていることから、何時でもカモン状態だ。
秋田書店 桜井のりお『僕の心のヤバイやつ』Karte.126 より
しかし、市川は思い出してしまう。
山田特製のニンニクしゃぶしゃぶ。市川と山田二人の口臭は今この瞬間最もキスには不適切な状態だ。
結果として初キスは未遂に終わる。
しかし、キスまで後何cmであっただろうか。むしろ、雰囲気的にはヤっていてもおかしくない。萌子が居たら絶叫しているだろう。
二人のキスは秒読み。時間の問題だ。
地獄への前奏曲
すっかり忘れていたが山田の告白文句が歌詞になってしまった。市川が許可を出してしまったのだ。こうして市川にとって羞恥甚だしい作品が完成した訳だが、当然山田に聞かせるには憚られる。
何故ならその言葉は山田の本心であり、大切な想いだからだ。
だから市川は手を加えるという手段に出る。それが吉と出るか凶と出るかは次回要注目である(主としては、市川の中二センスと山田への想いが乗っかって、より恥ずかしいものになるのではないかと予想する)。
主のイチオシシーン
最近、ニンニク背脂(暴力的なトッピング…)にハマっている山田。おねぇとの会話で先輩ぶっている表情とコメントが最高だ。
秋田書店 桜井のりお『僕の心のヤバイやつ』Karte.126 より
次回更新は
『僕の心のヤバイやつ』は、マンガクロス | 秋田書店の新作漫画が無料で読める! (mangacross.jp)で隔週更新である。次回更新は2023年8月15日予定だ。