2023年6月15日発売「ヤングジャンプNo.29号」で『【推しの子】』の最新121話「天童寺さりな」が掲載・更新されています。
前回の感想記事はこちら。
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私は重曹推しです。
記事の内容やそれに含まれる感想もだいぶ重曹寄りになることはご容赦ください。
それについて、随分と前ですが、『【推しの子】』の今後の展開について割と本気で考察した記事を書いていますので、今後の展開まで予想したい方は以下の記事をチェックしてください。この記事で書いてある考察などを前提にこの記事のように各週の感想記事も作成しています。
アニメの方も目が離せない
アニメの方も遂にB小町編突入した。
重曹推しとしては目が離せない。あの時の高揚感をアニメでもう一度味わうべく噛り付いてます笑
🌟TOKYO MX ABEMA放送開始🌟
TVアニメ【#推しの子】
TOKYO MX・ABEMAにて
第九話『B小町』
放送が開始しました。#推しの子 をつけて是非感想をご投稿下さい。
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121話「天童寺さりな」感想と考察
今回はストーリー回
今回は天童寺家へのフォーカス回。
確定した情報としては、大きく3つほどだろうか。
① さりなの母まりなはさりなの病気で心が壊れた
② まりなはさりなの訃報を家で聞いている
③ さりなの死後、新たに娘と息子を産んでいる
いずれも情報としては前々のストーリーから察することができるものだ。とりわけ新しいと衝撃を受けるような内容ではない。
そして、この③の情報はルビーにとっても新事実なのだ。
自分の最後の瞬間まで現れなかったまりな。
その本人が、自分と同じはずの娘や息子に対して、自分には向けられなかった表情を見せている。その事実を知ってしまった時、ルビーは「絶望」を覚えるのだ。
集英社 赤坂アカ/横槍メンゴ 『【推しの子】』121話 より
この感情は、正しく「自分が母親に愛されていなかったと認める」ことなのだろう。つまりこの経験を以てしてルビーの演技力は向上するのだ。以前のアクア同様、最高の感情演技が出来るだろう。
これは本来だとあり得ないのだろう。
転生という業を背負い、二度目の人生を歩むルビーやアクアだからこそ、それらの経験は「二度目」であり、「観客から見ている」ようなものなのだ。
兎にも角にも、天童寺まりなはルビー=さりなを知らない。
しかし、ルビーは一方的に絶望するしかないのだ。
心の隅に引っ掛かりながらも否定し続けていた感情。
それを認めてしまった時、今までの感情も全て醜く見えてしまう。
ルビーのアイ像
否定しつつも気づいていた前世で「愛されていない」という事実。
だからこそルビーはアイに「母親」を願った。
しかし、そんなアイは殺害され、入院時にお世話になったゴローも死体として発見された。真の母親から愛を受けられず、自分が支えにしていた人は不幸になった。
ルビーは改めて自分の生の意味に直面するのだ。
この疑問に答えが見つかった時、一回り大きい演技ができるのかもしれない。
集英社 赤坂アカ/横槍メンゴ 『【推しの子】』121話 より
そしてアクアがルビーの嘆きを聞いているように見える。
アクアも「ルビー=さりな」が確定していないと私は認識している。
(↑この部分は私の勘違いだったら申し訳ない)
ともすれば、今の話の瞬間にアクアは気づいていしまうのかもしれない。そして、ルビーのために、何かしらの策を講じるのだろうか。
この点は次回以降期待すべきポイントだろう。
今週の重曹ちゃん
今回はルビー回!
重曹ちゃんの出番は1コマも無し。
次回更新は
次回更新は2023年6月29日(木)です。
6月22日はローテ休載です。
正座待機しときましょう。