2022年11月2日発売「ヤングジャンプNo.49」で『【推しの子】』の最新99話「飲み」が掲載・更新されています。
前回の感想記事はこちら。
私は重曹推しです。
記事の内容やそれに含まれる感想もだいぶ重曹寄りになることはご容赦ください。
それについて、ちょうど一年ほど前ですが、『【推しの子】』の今後の展開について割と本気で考察した記事を書いていますので、今後の展開まで予想したい方は以下の記事をチェックしてください。この記事で書いてある考察などを前提にこの記事のように各週の感想記事も作成しています。
99話「飲み」感想と考察
B小町への勧誘
今回は重曹回ではあるが、正直繋ぎの回という印象だ。
鈴音コミミもとい吉住未実。
Vtuberであった彼女が前世バレをしたらしい。
そこで、ルビーが勧誘するのだ。いつからお前はB小町の人事担当になったのだと私は叫びたい(重曹もMEMもアクアが勧誘している)。ここら辺はルビーと他のメンバーのパワーバランスが偏っていると読み取れる。
『【推しの子】』99話 より
そして、その加入を気にするのが重曹ちゃんなのだ。ただでさえ、B小町の中で腰巾着の様な立ち位置なのに、同じキャラの人が加入する。それはアイドルとしての存在意義を悩む重曹にとって大きな不安要素なのだ。
アルハラと手の速そうな監督
落ち込む重曹を呼び出したのは役者の友達アザマミコらしい。未成年のはずの彼女もアルコールを片手にしている。この漫画お馴染みの芸能界の闇描写である。
そんなアザマミコは重曹に酒を強要する。
ピピー! アルハラ警察です!!
勿論漫画の中、フィクションの物語だから許されるのではあるが、心の中は空気を読んで酒を飲もうとする重曹を全力で止めたい気分である。
そんな重曹の代わりに酒を飲だのが島政則監督。通称シマカンらしい。今を時めく映画監督の様である。シマカンに褒められる重曹を見て、友達のアザマミコの視線が冷たい(ように感じる)のは、ドロドロした展開が来そうな予感である。
『【推しの子】』99話 より
シマカンは重曹のことを評価している。
だから、名刺を渡しながら誘い文句を口にするのだ。
「LINEを交換しよう」
絶対そのLINE危ないやん!!(←心の声)
監督の存在
この物語では、監督と言えば当初から五反田監督が登場している。シマカンは、映画監督としては2人目の登場である。
『【推しの子】』99話 より
そして未来軸では、五反田監督がアクアらと共に(恐らく)ヒット映画を作成する。アイに捧げると告げられたその作品の監督は五反田監督のはずだ。
で、あるならば、シマカンもアザマミコも新章のためのモブキャラである。恐らくアザマミコ絡みで重曹に何かしらの批判が降りかかりそうな予感がするし、そこにはシマカンも関わって来そうである。(恐れすぎか?)
結局今を時めく一方で、未来軸には居ないのだ。
盛者必衰。未来軸までにシマカンは落ちぶれるのかもしれない。
願わくば、重曹がこんな男にお持ち帰りされたり、変なゴシップの元にならないでほしい。前者はともかく、後者は割とありそうで震えている。
今週の重曹ちゃん
重曹がアイドルを続けている要因がハッキリとアクアであると描かれている。アクアに跳ね飛ばされたシーンを闇とすると、ステージ上で内心宣言したシーンは明確に光として描かれている。
タイトル回収までしたこのワンシーン。
この場面が今後どれほどの価値を持つのか。
これ以上の価値を持つのか。
注目したい。
『【推しの子】』99話 より
次回更新は
次回更新は来週11月10日(木)の予定です。