重曹盛り盛りだった先週から早1週間。
2022年3月10日発売の「ヤングジャンプNo.15」で『【推しの子】』の最新74話「高千穂」が掲載され、更新されています。
前回の感想記事はこちらから。
矛盾点とミスリードについて解説した考察記事も更新してます。
ちょうど一年ほど前ですが、『【推しの子】』の今後の展開について割と本気で考察した記事を書いていますので、今後の展開まで予想したい方は以下の記事をチェックしてください。また、この記事で書いてある考察などを前提にこの記事のように各週の感想記事も作成しています。
74話「高千穂」感想と考察
B小町のPV制作
宮崎県北部にある町の名称らしい。
生憎私は宮崎県に行ったことが無いので、タイトルだけで地名だと分からなかった。
さて、宮崎県の地名が出たという事はお分かりであろう。
以前から話題に挙がっていた「PV制作兼慰安旅行」である。
有名な作曲家であるヒムラさんから新曲が届き、ようやく「B小町」として曲を制作する段階にやってきた。
歌ったり、踊ったり、映像を撮ったり。
そしてそれをプロモーションしたり。
世に創作物を出すというのは多くの過程を踏むものであり、やらなくてはいけないことが沢山あるのだ。
『【推しの子】』74話 より
そしてB小町の中で「業界」のノウハウがあるのが重曹ちゃんだとすれば、「創作」のノウハウはMEMちょが担当していると言える。
(ひさしぶりのMEMの見せ場!)
そしてPV制作はMEMの知り合いであるアネモネ・モネモネに頼むことに。
アネモネ自身も「撮りたい画がある」ということで、2曲同時に宮崎でPVを撮ってしまおうということになった。いったいどんなPVが出来上がるのか楽しみである。
『【推しの子】』74話 より
来るんかーい
来るんかーい。
読者の誰もが思ったことだろう。
誰しもが重曹ちゃんと同じ顔になったであろう。
私もだ。
『【推しの子】』74話 より
なぜ、有耶無耶になったとは言え、仮にも別れ話があった後で「来ちゃった」が出来るのか理解に苦しむが、文句を言うなら誘ったアクアに言うしかない。
だから改めて言おう。
誘うんかーい。
正直、悪い展開として予想はしていた。恐らく来るのだろう、と。
しかし、予想しない展開で裏切られるのは爽快感があり感動するが、予想していた展開で裏切られるほど寒いものはない。
まぁ来てしまったものは仕方ない。
ルビーはあかねに懐くし、重曹は泣くし、MEMは板挟みで痩せそうである。
芸能の神様
宮崎には芸能の神様が居るらしい。
アメノウズメノミコトという神様に縁を求めて東京から芸能関係の人が来るそうだ。
そんなこんなで自然に囲まれ、芸能の仕事も得られる。
『【推しの子】』74話 より
あれよあれよという間にB小町組はPV撮影へと向かうことになる。
どうやら2本撮りにした為に詰め詰めのようだ。
取り残されたアクアとあかねは観光する流れに。
解せぬ。本当ならアクアもPV制作を眺めていると思っていたが、別れる前のカップルのデート回になってしもうた。
しかし、観光スポットよりもアクアには気になる場所がある。
アクアとルビーが生まれた場所。そしてゴローが死んだ場所。
その病院へ向かうのだ。
ここも、あかねをそのまま連れて行くなと言いたい。
もしかしたら、アクアとルビーが転生したのも、神話のような力が働いたかもしれないし、アイが出産のために遠い場所を選んだとは言え、その中で宮崎だったのも全て「神の力」が理由なのかもしれない、とひそかに思ったり。
今週の重曹ちゃん
重曹ちゃん。
全人類が同じ気持ちだったよ。
『【推しの子】』74話 より
ちなみに、連載の法則的に来週は『【推しの子】』休載だと思われます。
また、2週間後にお会いしましょう。