2022年9月8日発売「ヤングジャンプNo.41」で『【推しの子】』の最新93話「リーク」が掲載・更新されています。
重曹の登場が確定なので正座待機。
前回の感想記事はこちら。
私は重曹推しです。
記事の内容やそれに含まれる感想もだいぶ重曹寄りになることはご容赦ください。
それについて、ちょうど一年ほど前ですが、『【推しの子】』の今後の展開について割と本気で考察した記事を書いていますので、今後の展開まで予想したい方は以下の記事をチェックしてください。この記事で書いてある考察などを前提にこの記事のように各週の感想記事も作成しています。
93話「リーク」感想と考察
番組炎上の裏
アクアが気付いた違和感。
それは読者にとっても違和感なのだ。
私の前々回、91話の感想記事から引用する。
さて、前回の記事でも書いたように、本章はかつての「今ガチ」と構成として似ている。「今ガチ」は映像という媒体から演者の炎上へと発展した。それを解決したのはアクアである。一方で「深掘れ」はテレビの杜撰さが番組の炎上へと発展した。それを解決しようとしているのがルビーである。
つまるところ展開が酷似しすぎている。
当然、その違和感の答え合わせパートである。
『【推しの子】』93話 より
アクアが「今ガチ」でやったようにやった。
それが正解だ。
どうやら私の考察はあながち間違いでは無かったようだ。やり方だけを真似たために、起承転結は同じ道を辿っても本質の全く異なるものが出来上がった。それが違和感である。
私が考えるルビー像(浅い)
恐らく多くの人がルビーをキャラ崩壊気味と捉えるであろう。
しかし、私としては理解はできる。
結局のところ、ルビーは「1か0かの真っすぐなキャラ」なのだろう。「真っすぐ」は綺麗ということではなく、周りが見えなくなる猪突猛進型という意味である。
復讐、と決めたらどこまでもそれしか見えないのかもしれない。
(なぜ復讐に拘るのか、は納得いかない部分があるが)
そこに行くまでの最短ルートの為なら、何でもする。
そこは理解。(解釈一致かは別問題)
『【推しの子】』93話 より
私としては、復讐復讐言うのが悪いとは思わない。
(読んでて爽快感はないが)
しかし、単純に登場キャラを次々と悪く言って言うのは単純に不快である。アクアが怒るのも、人間関係に亀裂が入っていくのも、当然の結果。
『【推しの子】』93話 より
まるで良いことをしているかのような不快な発言。
地球が自分を中心に回っているかのような発言。
痛い所を突かれれば、身近な人を盾にするような発言。
トリプル役満の完成である。
とんだ勘違い野郎だ。
今週の重曹ちゃん
重曹の登場は嬉しい。
しかし、今後のギスギスパートを思うと今から心が重い。
もっと良い登場のさせ方があると思うんだ。
例えば、アクア絡みの問題とか。
でも、ルビーと重曹がギスることで、逆にアクアと重曹の距離感がいったんリセットされる可能性は考えられる。アクアの想いを伝える展開にはならないだろうが(そもそも有耶無耶で終わりそう)、アクかなの絡みを見れるなら今は何だっていいや。
『【推しの子】』93話 より