2021年12月23日発売の「ヤングジャンプNo.04&05合併号」で『【推しの子】』の最新66話「閉幕」が掲載され、更新されています。
前回の感想記事はこちらから。
因みにですが、以前『【推しの子】』の今後の展開について割と本気で考察した記事を書いていますので、今後の展開まで予想したい方は以下の記事をチェックしてください。また、この記事で書いてある考察などを前提にこの記事のように各週の感想記事も作成しています。
66話「閉幕」感想と考察
「かわいい」とは何か
舞台に立つそれぞれにスポットライトが当たった2.5次元舞台編は幕を下ろした。
隣の芝は青く見えるものだ。
黒川あかねは有馬かなを有馬かなは黒川あかねを。
どちらも自分にはない性質を羨む。
しかし、お互いが「役者」としての才能を魅せた。
『【推しの子】』66話 より
多くの才能が光り、十人十色人それぞれの輝きを放つ。
そんな芸能界においても「特別に可愛い」と言われる人は存在する。
その特別さの根源は説得力なのだとか。
何か賞を取ったり、特別なグループに存在したり。
その「可愛さ」を客観的に証明する何か。
それを特別と思うのは、自分にはない何かを見せられた時なのだろう。
『【推しの子】』66話 より
アクアの策
舞台は無事に成功し、誰もが芸能界に進出する足掛かりとした。
輝かしい成功の舞台であった。
この物語はそんな輝かしいものではない。
芸能界の輝かしさと対比されるように陰があり、
この物語の始まりはアイの死である。
舞台で多くの人と関わることが出来た。
アイが昔籍を置いていた劇団に接触すること。
それが本来のアクアの目的である。
各関係者の個人情報を含んだものを採取したアクアは鑑定に出すようである。
『【推しの子】』66話 より
だから長かった2.5次元舞台編は幕を閉じ、サスペンスが始まりそうな予感である。
今週の重曹ちゃん
仕事を終えて靴下脱いでぐーたらしたい重曹ちゃん。
このオフ感たまらん。
『【推しの子】』66話 より
来週あたりにここまでの展開を含めた考察記事でも書きますかね。
2.5次元舞台編で大分ごちゃごちゃしたしね。