2025年2月26日にサンデーうぇぶりで『尾守つみきと奇日常。』最新54話「蛇園さんのバレンタイン。」が更新されたので感想と考察を書いていこうと思います。
前回の感想記事はこちらから。
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54話「蛇園さんのバレンタイン。」感想と考察
バレンタイン回
今回はバレンタイン回。
しかし主役はつみきさんではなく蛇園さんである。メデューサの能力を使って温度管理もバッチリな蛇園さんはお菓子作りも大得意。のはずであるが、「告白」や「付き合う」という言葉に明確な動揺を見せる。
それこそ、お菓子作りが失敗するほどに。
だから、今回は蛇園さんの気持ちに寄り添った回だ。
Ⓒ小学館 2025
森下みゆ『尾守つみきと奇日常。』54話
気持ちを見つける
この漫画のテーマは”気持ちを見つける”。友孝くんもつみきさんも新しい人間関係を経て、今までに無かった気持ちを発見し、名前を付けようとしている。
そして、それは二人に限ったことではない。前回の千賀くん然り、48話での気筒くんや蛇園さん然り。この漫画に登場する人物は皆、新たな出会いを通じて新しい気持ちを見つけていく。それがこの漫画の根幹にあるテーマだ。
Ⓒ小学館 2025
森下みゆ『尾守つみきと奇日常。』54話
48話で蛇園さんは気筒くんの能力を駆使して、生まれて初めて自分の眼鏡を外した姿を見ることができた。その経験は蛇園さんの価値観を変えてしまう程に大きかったに違いない。
そして、今まで度々描かれているが、蛇園さんと気筒くんはそこそこに関わりが深い。とても仲が良い訳ではないが、お互いに気に掛ける仲ではある。
そんな気筒くんに対して感謝以上の気持ちが芽生えた。バレンタインに乗じてチョコを渡したいが、緊張で上手く作ることさえできない。彼女はその気持ちにどのような名前を付けるのだろうか。
これは友孝くんとつみきさんの関係性と同じレベルでしっかりと追っていきたい展開である。筆者の大好物の香りがした。
チョコの行方
今までの設定で描かれていのか、私が気付かなかっただけか。どうやら委員長である蛇園さんは朝早くに教室を掃除する習慣があり、気筒くんも2番目に来る。そんな習慣があるらしい。
早朝の学校の教室。
それは特別な空気感が流れている。そんな空気の中でいざチョコを渡すとなると緊張するのは当然のことだ。そんな空気の中でチョコを渡したのは意外にも気筒くんの方であった。
蛇園さんと同じく、気筒くんも感謝の気持ちを伝えたかったのだろう。ここで、気筒くんが蛇園さんに対して感謝以上の気持ちがあるかは不明である。しかし、この行動をキッカケとして蛇園さんもチョコを渡すことに成功した。
Ⓒ小学館 2025
森下みゆ『尾守つみきと奇日常。』54話
蛇園さんは明確に「恋する乙女」の表情をしている。一方で、気筒くんは透明人間のために表情が不明だ。彼らの関係を考察していくうえでも、気筒くんの気持ちがどのような状態か描かれる機会を待とう。
主のイチオシシーン
今回も今回とてウェアウルフの特性を活用するつみきさん。恐らく彼女としては、”美味しいもの”が焦げて台無しになることを察知してのことだろう。彼女は食欲に正直な性格である。
その姿、狼といより犬。
広義で言えば同じかもしれないが、狼っぽい威厳やカッコよさよりも可愛らしさが勝ってしまう。これもつみきさんの良いところだ。
Ⓒ小学館 2025
森下みゆ『尾守つみきと奇日常。』54話



