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【感想と考察】『ふつうの軽音部』58話「ヨンスが昂ぶる」【漫画】

 2025年2月23日に少年ジャンプ+|人気オリジナル連載が全話無料!の最強WEBマンガ誌 (shonenjumpplus.com)『ふつうの軽音部』58話「ヨンスが昂ぶるが更新されたので感想と考察を書いていこうと思います。

 前回の感想記事はこちら。

isoisogingin.hatenablog.com

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58話「ヨンスが昂ぶる」感想と考察

ヨンスの仮装と演奏

 さて、58話でまさかのサブタイトルとなったヨンスの仮装。その結果は「昔のゲームの初期アバターの仮装」である。黒マントを脱いだヨンスはピチピチのランニングシャツにピチピチのパンツ姿であった。

 知らない人が見れば、下着姿まで服を脱いだ変態である。当然、多くの部員には仮装の意図が伝わらず、ヨンスのネタは滑ってしまう。これは読者視点でも予定調和の展開だ。

Ⓒ 集英社 2025
クワハリ/出内テツオ『正反対な君と僕』58話 より

 ただし、ちひろだけはそのネタの意図に気付いていた。初代のバンド、ラチッタデッラの時はちひろもヨンスのことをどちらかと言えば嫌いな描写が窺えた。しかし、パート練習などを通して、少しだけ距離が縮まっていることが読み取れる。

 そんなヨンスが率いるフライデーナイツが演奏するのはヤングスキニーの『死ぬまでに俺がやりたいこと』。2024年7月31日に公開された比較的新しめの曲である。ヤングスキニーの有名な曲と言えば個人的には『本当はね、』などが思い浮かぶ。そんな曲とは少しテイストが違う爽やかかつ疾走感のある曲だ。

youtu.be

厘の観察力

 最新58話では、厘が吹奏楽部の顧問が学校に来ていることを認識している。というのも、鶴先輩は吹奏楽部の顧問にハロウィンライブを目の当たりにさせることで軽音部をかき乱す計画をしている。

 その点で言えば、厘は①吹奏楽部の顧問が火種になりうること、②そのうえで今日、その火種が落とされる可能性があること、を認識したと窺える。それをどう解決するのかは現時点では不明である。しかし、鶴先輩に対して亀屋兄妹が何も出来ずに終わるということにはならなさそうだ。

鷹見の評価とバンドへの考え

 58話で鷹見がちひろに勝負を挑んだ背景が垣間見えた。鷹見の思考を考えるうえで、前提として鷹見は自身の兄とちひろの存在を重ねている。そのためにちひろを敵対視し、勝負を持ち掛けたと想定される。

 そのうえで、今回、鷹見は遠野の「軽音部外での活動を拡大していく」という提案に対して、「負けたらそうしたい」と答える。この発言は一見するとおかしい。普通ははーとぶれいくに勝つことで、軽音部内ではやり残したことが無くなり、部活動外に出る。そんな考えが普通だと思う。

Ⓒ 集英社 2025

クワハリ/出内テツオ『正反対な君と僕』58話 より

 この発言の真意は何か。

 私として2つのパターンを想定している。

 1つ目が、評価先を外に求めているパターン。鷹見は自身のスキルに圧倒的自信を持っている。しかし、ちひろの演奏と歌に”自身には無いもの”を感じた。そのために客観的な評価を求めた。そして、軽音部内で自身が負けるような評価になるのであれば、外に評価先を求める。そのような意味である。

 2つ目が、スキル以上に「人の心に響く」という要素を求めるパターン。鷹見は以前のライブでちひろに”自身には無いもの”を感じた。そして、それがちひろの様に弾き語りなど、人を相手にして獲得しているものだと考えているという意味である。

 どちらにしても、現時点で鷹見の真意は読み取れない。そして遠野と鷹見の思考も食い違っているように感じる。これが後の方向性の違いにならないか。不安だ。

はーとぶれいくの仮装は何か

 ハロウィンライブでは、はーとぶれいくも仮装をする。その衣装選定は、ライブの曲決めの際に桃に一任された。そして、いざ当日、ちひろが「着ないとだめ…?」と躊躇する様子を見せている。

 そんな彼女らがどんなコスプレをするか。それは、彼女らがどんな曲を披露するかにも繋がってくるはずだ。

 そして、そのヒントが一つ明かされた。そのヒントが次回59話のサブタイトルである。59話サブタイトルは「はーとぶれいく今日もゆく」。これは、Webメディア「Bezzy」でサバシスターが連載しているコラム「サバシスター今日もゆく。」が由来ではないかと考察される。

bezzy.jp

 とすれば、はーとぶれいくが披露する曲の1つにサバシスターの曲があるに違いない。そして、もう1つ考えるポイントがある。それは、誰の選曲かだ。ハロウィンライブに向けては、ちひろ、厘、桃がそれぞれ1つ選曲をしている。

 基本的に男性ボーカルかつ昔のロックを聞くちひろの選曲とは思いにくい。真っ先に思い浮かぶのは桃である。Hump Backなど、女性ボーカルのロックを聞いている桃であれば、その選曲も納得がいく。

 そして、彼女が選んだ曲、バンドに合わせてコスプレ衣装を選んだって何も不思議なことは無い。そして桃が動物好きで、かつチョイスのセンスが微妙であることも周知の事実である。(32話文化祭準備時に判明)

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Ⓒ 集英社 2025

クワハリ/出内テツオ『正反対な君と僕』32話 より

 なので、大胆かつ短絡的に考察させていただく。桃が用意したはーとぶれいくのハロウィンライブ衣装は「鯖」では無かろうか。ただし、桃が用意しているのは手提げの紙袋であり、果たして「鯖」の衣装がそのサイズに収まるかは筆者自身が疑問視している笑。

主のイチオシシーン

 野呂さんの1コマ。

 こいつ絶対いい奴。

 そんな彼らのパンクロックでどんな曲が披露されるのか。次回に期待したい。

Ⓒ 集英社 2025

クワハリ/出内テツオ『正反対な君と僕』58話 より

次回更新は

 次回更新は、2025年3月9日(日)に59話「はーとぶれいく今日もゆく」が少年ジャンプ+|人気オリジナル連載が全話無料!の最強WEBマンガ誌で配信予定である。