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【感想と考察】『僕の心のヤバイやつ』Karte.163「僕は道を見つけたい」【漫画】

 2025年3月4日にチャンピオンクロス | 秋田書店の新作漫画が無料で読める! (mangacross.jp)『僕の心のヤバイやつ』最新163話「僕は道を見つけたい」が更新されたので感想と考察を書いていこうと思います。

 気になる前回の感想記事はこちらから。

isoisogingin.hatenablog.com

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Karte.163「僕は道を見つけたい」

市川の渇望

 本ブログでも幾度となく記載しているが、この物語の根底には市川の山田に対する劣等感がある。これは陰キャ陽キャという対比や市川のネガティブな性格、山田の芸能活動への取り組みなど様々な場面で描かれている。

 市川は山田に見合う男になりたい。

 しかし、山田は意図せず中学在学中に芸能人として人気が出てしまう。元より市川は山田が仕事に取り組む姿と自分の幼さにギャップを感じ焦燥感を抱いた。

 自ら進学校という道を定めて前進する。

 しかし隣を歩く彼女は、更に早い速度で前進をする。世の中相対的な評価というのがつきものだ。市川の焦りは読者全員が頷けるものだろう。

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Ⓒ 秋田書店 桜井のりお 2025

『僕の心のヤバイやつ』Karte.163 より

異性と密室で2人きりという状況

 物語の主人公、特にラブコメ漫画の主人公は意図せず異性と二人きりになってしまうものだ。市川も例に漏れず、香菜と喧嘩したヤンデレギザ歯ちゃん(ごめんなさい名前を失念した)に遭遇する。

 そしてあれよあれよと、二人でカラオケに行く展開になる。市川は愚痴を聞く係に任命されたのである。このシチュエーションを前にして、山田に連絡を入れるあたり、市川はデキる彼氏である。山田への配慮ができていると言える。

 バンド解散騒動については考察通りの展開であった。ヤンデレギザ歯ちゃんの証言を信じるのであれば、彼女本人がバンドに関して異性関係で揉めたという噂を流した訳では無さそうだ。

 そんなことより、夏合宿で一緒にいた彼氏くんとは別れた様だ。当時から香菜たちから別れた方が良いと言われていたため、なるべくしてなった結果だろう。

Ⓒ 秋田書店 桜井のりお 2025

『僕の心のヤバイやつ』Karte.163 より

 そして、ギザ歯ちゃん曰く本心としてはバンド解散はしたくない。つまりは香菜に対しての発言もその場限りのものだったのだろう。これは市川と同じだろう。市川は芸能活動をする山田に置いていかれる感じを覚える。同様にギザ歯ちゃんは就活など未来を見据えている香菜に置いていかれる感じを覚えたのだ。

 バンドを全力で頑張ってきた。これこそが自身の生きる道だと思った。そんな中でその道を軽く扱われ、置いていかれる気がした。この"置いていかれる"という感情こそが今回の騒動の原因である。

当然の結末

 なんだか、バンド解散騒動に関しては解決の道が見えてきた。しかし、それが語られる空間は密室で異性と二人きりであることは変わらない。そして、市川は山田に連絡済みなのである。

 当然、山田はやってくる。

 結果として香菜もやってくる。

 山田は彼氏に対する心配と傍にいる異性へのけん制の想いを込めて。香菜は弟にギザ歯ちゃん(香菜視点では性に乱れた危険分子)への危機感を覚えて。いずれにせよ、二人とも心中穏やかではないのだ。

 さて、この場面。市川はどう乗り切るか。

Ⓒ 秋田書店 桜井のりお 2025

『僕の心のヤバイやつ』Karte.163 より

主のイチオシシーン

 自身が作詞し、姉が歌う曲。そんな曲を、椅子に上がって熱唱できる市川。どこまで行っても「つづく」という曲のファンなのだろう。香菜が歌が上手いのであれば、市川も歌が上手いのかもしれない。

Ⓒ 秋田書店 桜井のりお 2025

『僕の心のヤバイやつ』Karte.163 より