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【感想と考察】『僕の心のヤバイやつ』Karte.162「僕は語ってしまう」【漫画】

 2024年2月18日にチャンピオンクロス | 秋田書店の新作漫画が無料で読める! (mangacross.jp)『僕の心のヤバイやつ』最新162話「僕は語ってしまう」が更新されたので感想と考察を書いていこうと思います。

 気になる前回の感想記事はこちらから。

isoisogingin.hatenablog.com

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162話「僕は語ってしまう」感想と考察

香菜さんの学生生活事情

 お姉こと市川香菜。そんな彼女は大学3年生でインターン真っ只中だ。

 インターンシップは疲れるものだ。隙あらば自分語りを許していただきたいが、筆者のインターンシップと言えばリモートでの開催が多く、一日に2社実施なんてこともあった。対面でもリモートでも違った披露がある。

Ⓒ 秋田書店 桜井のりお 2025

『僕の心のヤバイやつ』Karte.161 より

 しかし、香菜の抱える問題はそれだけではない。バンドの解散危機。状況は悪い方に進展があった様で、香菜の男女関係でバンドが解散したという噂が流された。

 人間関係の悪化。偏見かもしれないが、特に女性の方がこういう時は陰湿だ。もう当事者同士では戻れないところまで来たかもしれない。

 だから、市川は自分が仲直りの仲介をしても良いと宣言する。「山田のため」という言い訳が、山田を好きな彼氏らしく、そして恥ずかしがりやな市川らしい発言である。

 実際、香菜が依頼するかしないかに関わらず、市川と山田がバンドの存続と仲直りのキッカケになるのではないか。現状の状態を考えるとそう思う。

山田の彼氏として

 言わずもがな、山田は人気鰻登り中の役者である。そんな彼女は仕事として市川が知らない表情や行動を見せるのだろう。言ってしまえば彼氏としては面白くない。

 まるでNTRに脳を破壊されるが如しかもしれない。ここは市川の難しいところで、山田の仕事姿はみたい一方で、その姿を見ることでダメージを受ける。そんなトレードオフの関係かもしれない。

 ただ、この話についても今更である。

 山田は市川と付き合う前から役者である。そして彼は山田の仕事に対する姿勢を尊敬している。だから、こんな話は今更なのだ。強いて挙げるなら、誰かと一緒に見る気にはならないだろう。それは、少しばかりの他人に見られる抵抗感と独占欲なのかもしれない。

山田への想い

 そんな市川の元に山田に関するインタビューの依頼が舞い降りる。依頼主は安堂さんと半沢さん。あくまでも山田にフラれた男としてのインタビューである。

 そして市川は言葉にするのを恥ずかしがるタイプだ。一方の山田は自分で言葉にするし、言葉にしてほしいタイプであろう。そんな二人もそこそこに長い関係である。だからこそ市川も山田が想いを言葉にしてほしいと思っていることは理解している。

 普段なら恥ずかしい。

 でもインタビューとしてなら素直に回答できる。この論理も道理である。市川は山田に想いを綴って、結果として歌の歌詞になった時と同じである。直接その人に届いていると認識さえしなければ市川は想いを口にすることはできる。それも普段考えている惚気にしか聞こえない、アツい想いを乗せて、だ。

Ⓒ 秋田書店 桜井のりお 2025

『僕の心のヤバイやつ』Karte.162 より

 だいたいこういう時は上手くいかない。客観的に見れば市川が萌子や半沢さんに対して惚気話を披露する暴走だし、なんと山田も近くで聞いていた。山田に市川の想いが言葉として伝わったことは結果オーライだ。

主のイチオシシーン

 市川の告白紛いのインタビューを本人が聞いていたと判明した後の1コマ。後ろで二ヤついている萌子と半沢さんは二人が付き合っていることを知っているからこその表情である。あくまでも女子目線で「好かれてんな」という感じだろうか。

 これを思うと、萌子と半沢さんの前で、山田に対するアツい想いを語った市川もなかなかである。萌子と半沢さんはいったいどんな気持ちで聞いていたのか。

Ⓒ 秋田書店 桜井のりお 2025

『僕の心のヤバイやつ』Karte.162 より