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【感想と考察】『【推しの子】』122話「せんせ」【漫画】

 2023年6月29日発売「ヤングジャンプNo.31号」で『【推しの子】』の最新122話「せんせ」が掲載・更新されています。

 前回の感想記事はこちら。

isoisogingin.hatenablog.com

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 私は重曹推しです。

 記事の内容やそれに含まれる感想もだいぶ重曹寄りになることはご容赦ください。

 それについて、随分と前ですが、『【推しの子】』の今後の展開について割と本気で考察した記事を書いていますので、今後の展開まで予想したい方は以下の記事をチェックしてください。この記事で書いてある考察などを前提にこの記事のように各週の感想記事も作成しています。

isoisogingin.hatenablog.com

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122話「せんせ」感想と考察

ゴローの開示

 さて、私は前回121話の感想記事で、アクアが「ルビー=さりな」が確定していない状態である前提で考察を進めた。しかし、最新122話はそれを勢い良くひっくり返すものであったことは告げておく。

 今回の展開を一言で表すならルビーに対して「アクア=ゴロー」であることをアクア自身から告白するというものだ。読者目線ではアクアの中で「ルビー=さりな」と確定する情報はないと思っていた。

 勿論、節々でルビーとさりなを重ねる描写があるのは分かっている。ルビーとさりなを重ねてアクアが見ることもあった。しかし、それが確定ではないと思っていた。

 ただ、アイに入れ込む姿、感情的になったルビーの言葉から確定したのと考えるのが自然か。いやはや、私が思っていたよりも早く前世を開示する展開が来たので何はともあれ驚いた。

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集英社 赤坂アカ/横槍メンゴ 『【推しの子】』122話 より

 そして、その開示は今のルビーにとっては大きな意味を持つ。

 前世の拠り所と信じていた「母親」への信頼を失った彼女にとって、失ったはずのゴローの存在はある意味「肉親」より信頼のおける存在であることに違いない。

 こうして、未来軸のブラコンっぽいルビーが出来上がるのだろう。

 であれば二人の和解と相成った訳だ。次回以降はルビーに対してもアクアの真意が見えてくる可能性もある。「復讐なんてやめてくれ」というアクアの企みは何なのか。二人はどう歩み寄っていくのか注目したい。

ルビーの感情

 このような展開になると界隈に存在する「アクアとあルビーが結ばれるんべき」という展開に対して一言、私の考えを記しておきたい。

 結論から言うと、ルビーとアクアが恋愛的にあーだこーだはあり得ないと思う。と言うより、そう思いたい。普通に近親相姦は受け付けない。

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集英社 赤坂アカ/横槍メンゴ 『【推しの子】』122話 より

 どれほどルビーがアクアをゴローと重ねようと、どれほど血の分けた兄弟では無いと思っていたとしても、生物学的に見て二人は実の兄妹。ルビーが一方的にゴローと重ねてアクアを慕うようになる展開はまだ許せる。

 だが、それはどこまで行っても「ゴロー」しか見ていない。

 今を生きている「アクア」という存在を認める存在として、私はまだ重曹がヒロインとして活躍してくれることを期待しつつ今後も読むのだろう。

今週の重曹ちゃん

 出番なし。

次回更新は

 次回更新は2023年7月6日(木)です。