2023年4月25日にマンガクロス | 秋田書店の新作漫画が無料で読める! (mangacross.jp)で『僕の心のヤバイやつ』最新119話「僕はライブに行った」が更新されたので感想と考察を書いていこうと思います。
前回の感想記事はこちらから。
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119話「僕はライブに行った」感想と考察
彼氏になった市川
ライブ会場。それは陽キャの集会場。(偏見)
実は陰キャの世界代表であるところのブログ主は音楽も好きである。フェスやライブに度々行くタイプの陰キャとしては、市川の偏見は間違っている半分、正解半分といったところか。
勿論、陽キャは多い。
ただ、ネットの片隅で生きる陰キャも居ることを忘れてはいけない。
そんな隙あらば自分語りを挟むブログ主からして、ライブは変わった。何で変わったかと言うと、コロナで変化したのだ。漫画内にあるような、押したり叫んだりのあるライブは消えてしまった。
しかし、時代はコロナ明け。
押すのも叫ぶのもアリなのだ。
そうなると、彼氏として気になるのは、陽キャ(悪いタイプの男)の手から彼女を守ることだ。遂に想いが通じあった山田を魔の手から遠ざけたい。
彼氏として当然の考えとも言える。
秋田書店 桜井のりお『僕の心のヤバイやつ』Karte.119 より
だから、市川が選んだ選択肢は「彼女の盾になる」ことだ。山田が後ろから異性に触られないように、自分が背中に回る。
移動途中や背中に回った後に密着してしまい、羞恥と自己嫌悪に陥るのも市川らしいのである。
彼女になった山田
お姉ぇのライブ仲間がおじさんばかりだったことには衝撃を受けつつも、その歌と演奏の上手さにライブ自体は盛り上がった。
ライブ後に市川は謝罪する。
いくら山田を守るためとはいえ、当の市川が山田に触ってしまったら本末転倒だからだ。
例え彼氏彼女でも、勝手に触って良いわけがない。市川自身の理論に基づいた謝罪である。
しかし、市川の謝罪に山田の方も謝罪するのだ。それもしょんぼりしながら。
秋田書店 桜井のりお『僕の心のヤバイやつ』Karte.119 より
何故謝る必要があるのか。
ここからは考察だ。しかし、言葉通りに考えれば答えは1つ。山田は市川のことを意図して許可を得ずに触ったのだろう。
以下のシーンに注目する。
秋田書店 桜井のりお『僕の心のヤバイやつ』Karte.119 より
市川はライブで人がぶつかり合う「モッシュ」が起きたと解釈している。だが、ここで問いたい。
本当にそうだろうか?
よく見てみると山田の後ろの観客は山田に密着していない。後ろの人が直立している中で、山田だけが前傾になっている。その山田の表情も頬を赤くしている。
ここから得られる解は以下の通りだ。ライブという状況を良いことに山田が意図して市川に身体を当てた。
彼女として、身体を触れ合わせた。
その事に対する謝罪なのだろう。
そんなこんなが二人の内々ではあったが、二人の恋人という関係性は周囲にはまだ漏れていない。お姉えに伝えるのは次回以降の居酒屋打ち上げになるのやもしれない。
主のイチオシシーン
ライブのリズムに乗ろうとするものの、音楽音痴が全身に出てしまう山田。その真面目な表情も相まって「可愛い」しか言葉が出てこない。今週のイチオシシーンである。
秋田書店 桜井のりお『僕の心のヤバイやつ』Karte.119 より
次回更新は
『僕の心のヤバイやつ』は、マンガクロス | 秋田書店の新作漫画が無料で読める! (mangacross.jp)で隔週更新である。次回更新は2022年5月9日予定だ。