葉のブログ

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【感想と考察】『僕の心のヤバイやつ』Karte.117「僕も前に進みたい」【漫画】

 2023年3月28日にマンガクロス | 秋田書店の新作漫画が無料で読める! (mangacross.jp)『僕の心のヤバイやつ』最新117話「僕も前に進みたい」が更新されたので感想と考察を書いていこうと思います。

 前回の感想記事はこちらから。

isoisogingin.hatenablog.com

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 2023年4月からアニメ化も決まっている。

 もうすぐの放映だ。見逃せない!

 

117話「僕も前に進みたい」感想と考察

山田のオーディション

 『君オク』のオーディション。

 山田が修学旅行と天秤にかけて臨んだ女優への道。

 その結果は落選である。

 しかし、主人公の友人であるみりあ役で合格したようで、『君オク』への出演が決定する。山田は少しずつではあるが、自身が目指す女優へのステップを着実に進んでいるようだ。

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『僕の心のヤバイやつ』Karte.117 より

市川の進路

 『僕ヤバ』は連載当初から、陰で生きる市川とカースト上位の山田という構図が存在する。勿論、客観的に観たら山田は市川が好きだし、同級生も市川を良い奴と言う。

 だから、これは市川の問題なのだ。

 そして、その要因の1つに中学受験の経験があることは今まで描かれてきた。周囲の期待に応えられなかった。それは市川のように周囲が見える子どもにとっては大きい問題だ。

 そんな市川にとって迎えた3年生。

 「受験」の2文字がついて回る。そんな市川はどうやら偏差値の高い学校を第2志望にしているらしい。受験とは偏差値が高い方が一般的には良いとされている。

 そのため、市川の志望状況を萌子は不思議に思うのだ。特に市川は勉強が苦手なタイプでもない。端的に言うのであれば、尻込みしているのだ。

 難易度の高い名門校。

 落ちたらどうしよう。

 いや、もう一度落ちたらどうしよう、か。

 一方、萌子は家庭の金銭的な事情を考えて中学受験はしなかった。しかし、名門学校を受けたいという気持ちがあるらしい。だから、萌子は市川の背中を押す。失敗を知らない萌子は、軽率にしかし楽観的に背中を押すのだ。

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『僕の心のヤバイやつ』Karte.117 より

 萌子と交わした約束が市川をどう変えていくのか。

 受験も本腰に入ってくる今後の展開に期待だ。

二人の(初?)デート

 以前、おねぇにライブチケットを貰った市川。

 下北沢風のファッションに身を包む市川は、山田をライブに誘ったようである。しかし、待ち合わせの道中で、小学校時代の友人である木下に遭遇する。

 木下は名門私立に受かったことで疎遠になっていた友達。中身は中二病が混じった少年であるようだが、それでも市川にとっては受験不合格を想起させる存在でもある。しかも、木下は名門進学塾に通っていることまで判明する。

 そんな陰の友達である木下の前にギャルが現れるのである。

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『僕の心のヤバイやつ』Karte.117 より

 『京太郎』と声をかけるその存在。

 それはみりあ役に髪を染め、ピアスをつけてギャルに扮した山田だったのである。これには市川もびっくりである(山田にビックリしたのか、あるいは山田を木下に見られたことにビックリしたのか)

主のイチオシシーン

 市川には優しく喋っている。

 一方で席を強奪された鵠沼には高圧的な萌子。

 このサバサバ感がたまらない笑

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『僕の心のヤバイやつ』Karte.117 より

次回更新は

 『僕の心のヤバイやつ』は、マンガクロス | 秋田書店の新作漫画が無料で読める! (mangacross.jp)で隔週更新である。次回更新は2022年4月11日予定だ。