2023年5月1日に少年ジャンプ+|人気オリジナル連載が全話無料!の最強WEBマンガ誌 (shonenjumpplus.com)で『正反対な君と僕』最新30話「青信号」が更新されたので感想と考察を書いていこうと思います。
前回の記事はこちらから。
因みに私の推しはタイラズマです。
皆でタイラズマを全力ですこりたい。
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30話「青信号」感想と考察
今回は山田と西さん回
修学旅行が終わり、各々が少しずつ距離が近くなった。
そんな仲で、1つの約束が交わされた。
それが、山田と西さんのデートである。
恋愛に奥手な西さんと笑う表情が好きな山田。二人の関係は学園祭頃からゆっくりと進み、そして修学旅行時に「デート」の約束まで辿り着いた。
ここまでの経緯から分かる通り、西さんは恋愛経験値が少ない。どうやらお洒落を柄に合わないと思うタイプであるようだ。西さんらしい自己評価の低さである。
(私はお洒落は好きならば誰であろうとするべき派である)
しかし、友達のホンちゃんは正しく、「自分の好きなものを好きなように」という性格。その性格を見習い、西さんも自身の好きなアクセサリーを身にまとうのだ。
そう、大量に。
集英社 阿賀沢紅茶 『正反対な君と僕』30話 より
普段慣れていないと、適量なんて分からない。
お洒落あるあるではある。身に着けるアイテムが多すぎるパターンである。勿論、本人がそれを身に着けていることで満足しているのであれば問題ない。
しかし、西さんは気づいてしまう。
周囲を見た上で、自身が好きなアイテムを外し、鞄の中にしまい込む。沢山のアクセサリーを身に着けていることに恥ずかしくなってしまったのだ。
二人の距離感
西さんが緊張でガチガチになりながら始まったデート回。(西さんが緊張するのは全読者想定通りだろう。)その過程は中々に「デート」らしいものである。
自分のことを喋ったり、緊張している西さんをからかう山田。緊張しつつも、山田の会話の所々にツボってしまう西さん。学校という空間から外れた二人のデートは心地よい時間となった様だ。
(西さんがツボる場面は、ツボっているポイントも面白いし、西さんが笑っている表情も最高に可愛いので是非本編読んでくれ)
そんな良い雰囲気のデート。
その時間を共有できているように、「想い」も共有できていたら良い。それは誰しもが考えることであろう。そして、その一歩を踏み出したのは西さんである。
腕を引っ張てくれる山田の手を握り返したのだ。
集英社 阿賀沢紅茶 『正反対な君と僕』30話 より
(まさか西さんの方から手を握るとは!!!)
これは読者も驚いたのではないだろうか。
少なくとも私はビックリすると共に、ニヤニヤが止まらなった。タイラズマ代表の東が見ていたら眩しさに目が開けないかもしれない。(東の闇成分が少なくなったことも描かれてはいるが)
そんなドキドキとニヤニヤのデート回。
しかし、その結末はある人物との遭遇により終わる。
集英社 阿賀沢紅茶 『正反対な君と僕』30話 より
夜景を見ようと手を繋いで向かう先には見知った背中が2つ。誰がどう見ても谷と鈴木なのだ。今回のデートの趣旨は誰にも見られないところで二人でデートがしたい、というもの。ましてや、今山田と西さんは手を繋いでいる。
二人は目を合わせ、一目散に撤退することを選択。
西さんと目を合わせたい
実はデート開始時から山田が気にしていたこと。
それは「西さんと目が合わない」ことである。
その原因はおそらく西さんの性格的な問題である。自信の無さや恥ずかしさみたいな感情が目を伏せがちにする習慣を作っていると考えられる。
それについては西さん自身も言及している。
集英社 阿賀沢紅茶 『正反対な君と僕』30話 より
ただ、デート終盤。逃げるように撤退した二人ではあるが、西さんが来るときに着けていたアクセサリーが鞄から落ちていたようで、山田が拾う。
山田はそれを西さんに着けてあげつつ、目を合わせたいと伝える。それに応えるように西さんも努力宣言をするのだ。こうして二人の関係もまた一歩、いや二歩三歩進んだ。
西さんと山田のデート回はこれにて幕を閉じる。
学校で顔を合わせるときの反応にまた期待である。
主のイチオシシーン
記事内で書いたが、二人がくだらない会話で笑いあうシーン。西さんの一歩遅れてツボに入るような独特なテンポ感と山田のツッコミ。ツボに入る会話の内容でさえも面白い。
本当にこのシーンは「尊い」に限る。
今回の中では個人的に最高なシーンである。
集英社 阿賀沢紅茶 『正反対な君と僕』30話 より
次回更新は
次回更新は恐らく2023年5月15日(月)になると思われる。
それまで正座待機。