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【感想と考察】『僕の心のヤバイやつ』Karte.70「僕は試食した」【漫画】

 2021年5月4日にマンガクロス | 秋田書店の新作漫画が無料で読める! (mangacross.jp)『僕の心のヤバイやつ』最新70話「僕は試食した」が更新されたので感想と考察を書いていこうと思います。

 前回の記事はこちらから。

isoisogingin.hatenablog.com

 

 

 

 

Karte.70「僕は試食した」感想と考察

父とのご対面

 ご対面。そしてご挨拶。

 前話で「正面から親御さんに会った方が良い」という決意を見せた直後に山田父とご対面することになった一行。確かに前髪が長く表情が読めない、背丈が大きい、筋肉ムキムキという三拍子が揃った山田父は周囲を圧倒してしまうのかもしれない。山田父が自身の部屋に戻っていってしまうと直ぐに山田と山田母がフォローに回るも怖いものは怖いのである。

 そうこうしている内に山田父は市川に問いかけるのだ。「ゲーム……好き?」と。そして気が付いたら市川は山田父とゲームで対戦することになっているではないか。どうやら、山田父は山田家で他にゲームをする人が居らず寂しい様子。二人がゲームを始めると山田母と山田も集まって来て、あれよあれよという間に市川の周りを「山田」が囲む画が完成。市川の「山田◎」の能力に関根さんも読者もビックリである。


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『僕の心のヤバイやつ』Karte.70

 

二人のバレンタイン

 ガールズ面子はチョコにパウダーで「ギリ」と文字をつけて完成の様で、そんな折に山田父の前髪を上げた姿がイケメンで関根さんが暴走を始める。その隙をついて山田は市川をカーテン裏の誰にも見られないところに引っ張り込む。まるで本命のように義理チョコの試食を渡す山田に市川はビックリするも「甘すぎる」と自身の感想を口にする。それに対して山田は市川の好みが聞けて嬉しそうなのである。

 この後、学校で改めてチョコを渡す物語があるのかないのかという部分であるが、「チョコを渡した」という事実では、この瞬間も間違いなく二人にとってバレンタインであり、尊いしか言葉が出てこないのである。両親や友達が居る中で二人きりになるというのも、なんだか「秘密」という感じがして良いな。


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『僕の心のヤバイやつ』Karte.70

 

二人の関係はバレバレな話

 どうやら吉田さんは市川が以前に山田の家に来たことがあることに気づいていたらしい。この真実はビッチギャルこと関根さんも気づかなかったらしく、気づかれた市川同様に衝撃の様子である。にしても、「トイレに直行したこと」「エレベーターで16階を自ら押したこと」などから推理してしまう吉田さんは頭が切れすぎて名探偵コ〇ンを名乗ることが出来るのではないだろうか。

 そして、この言葉が出るあたり、吉田さんも前回の記事で話した内容同様に二人が両片思いの状態になっていることに気づいているのだろう。「山田のつらい顔」という言葉があるので、「山田が市川を好きなこと」を意識しているのかもしれない。そして、それを知ったうえで市川に山田の意図などは伝えない配慮を見せるのだ。吉田さんは、山田が鼻を怪我した時も一番に怒っていたように、凄い友達想いの子なのであろう。

 そして、「両親に正面から」という決意と同様に、友達ではないのかもしれないが、「山田の友達」であるところの関根さんと吉田さんに対しても市川は「ありがとう」という言葉を真っすぐに言うのである。注目したいのは今までふにゃふにゃになっていたフキダシが普通のものになっているのだ。これは市川が山田だけではなく、山田の周りに馴染んでいっていることを示すのだろう。


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『僕の心のヤバイやつ』Karte.70

 

山田夫妻もてぇてぇという話

 山田父がタワーマンションに住んでいて、フランス料理のシェフということが確定した。以前記事にしたことがまぁまぁ当たっていたと言えるだろう。

 だが、個人的に注目したいのは、吉田さんが暴走した時に山田父との間に山田母が割り込んでいることである。最近SNSでよく山田と市川だけでなく、山田夫妻の二次創作漫画が流れてくるのだが、何が言いたいかというと「尊い」に尽きるのだ。確実に山田母は山田父のことが大好きであろう。てぇてぇ。


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『僕の心のヤバイやつ』Karte.70