はぁ~FU〇K!!!!!!
この作品は終わりだぁああああああ笑
この展開は正直笑うしかない。
2022年4月14日発売の「ヤングジャンプNo.20」で『【推しの子】』の最新78話「利用」が掲載され、更新されています。
ヒロインが重曹であることが決定づけられた前回の記事はこちらから。
ちょうど一年ほど前ですが、『【推しの子】』の今後の展開について割と本気で考察した記事を書いていますので、今後の展開まで予想したい方は以下の記事をチェックしてください。また、この記事で書いてある考察などを前提にこの記事のように各週の感想記事も作成しています。
78話「利用」感想と考察
白骨死体の発見
物語の展開も少なければ、その展開も重曹推し公言する私からすると
FU〇K!!!!!!!
と大声で叫びたくなるようなものだったのであまり語ることも無いのですが、感想の殴り書きはもはや習慣のようなものなので、書くだけ書きます。
(モチベ駄々下がり)
先週発見された白骨死体はゴローのもので確定した。
それを受けて、ルビーは事情聴取を受けることになり、その一方であかねはアクアと話すことに。
マジで物語の展開としてはこれくらいしか話すことがないので困っているのだ。
では、私の気に入らない(共感が出来ない)怒涛の展開は以下で語るとする。
論理を超えた展開(笑)
予想を超えた、では無い。断じて。
なんならこの展開は予想していた。私にとっては悪い方で、だ。
そして、予想を超えるどころか、物語としてのあらゆる論理を超えて、怒涛の展開が繰り広げられた。
一文で要約するなら、死体が発見されて落ち込むアクアと、それを慰めるあかね、そして最後にアクアがあかねにキスをするという展開だ。
公園で「死体を見せるはめになった」と罪悪感を覚えるアクアに掛けられたあかねの言葉がこちら。
『【推しの子】』78話 より
全部自分でしょい込もうとしている?
殺した人が悪い?
?????
私の頭の中にはクエスチョンマークがいくつも並んだ。
一瞬ページを飛ばしたかな?と疑ったくらいである。
死体が発見されて落ち込む。
この状況で普通考えるなら「死体というショッキングなモノを見た」という事実に対する感情では無かろうか?
一体いつから誰が悪いという話になっていたのか公園での会話が始まって3ページでは理解できなかったのである。
そして、アクアは「あかねを利用していた」と自白するのだ。
死体を見つける「道具」としてあかねを利用していたことへの罪悪感。これは読者としても理解できる。「今更かよ」と思ってしまいがちだが、復讐への道具として利用していた事実が今までしっかり描写されていたからだ。
そんな罪悪感に押し潰されそうになるアクアを前にあかねが次いで投げかける言葉がこれだ。
『【推しの子】』78話 より
罪悪感ごと寄り添いたい。
↑まぁ、分かる。
でも別れた方がいいんだよね??
↑急に恋愛話になって全く分からない。
こんな場面で別れ話すな。
死体発見でアレコレなって、罪悪感だなんだなってる時に、love か don't loveかの話を持ち出すあかねの感情が理解できん。
ここまで行くとあかねがヤバいどうこうではなく、もはや赤坂アカに論理を飛躍して動かされるあかねを可哀そうに思うレベルだ。
別れようと泣くあかねにキスをするアクアで今週は終わる。
てか、『【推しの子】』がオワるwwwww
『【推しの子】』78話 より
急に別れ話を持ち出すあかねも理解できないのはそうであるが、ここであかねにキスをするアクアの感情も全く理解できない。
ここら辺での、好きではないだとかはどうなった?
上述した記事では、「好き」ではなかった。そうであるならば、72話から今に至るまでにキッカケがあったことが考えられるが、その間にあったのは病院と林の探索だけだ。
「復讐はもう終わった」「死体も見つけた」という文言と「守りたい」を繋ぐ接続詞が「だから」なのも気になる。それのどこが理由になるのだろうか?
「守られた」というより「アクアが勝手に利用して、あかねがその場に居た」という状況だけが辛うじて読者にも伝わっているレベルではないか?
「だから」なら復讐が終わっていないなら、やはり別れるのか?
それは何故?
要約するなら『【推しの子】』オワタ
あかねが妄想のような推理力を持っているのは理解している。
それでもアクアとあかねの会話で、なぜ死体を探していたのかを尋ねないのは違和感があるし、あかねの告白、アクアのキスに関しては恐らく物語数話飛ばしたかな?くらいの印象を受けるだろう。
あかねが論理を飛ばすことができても、読者に対しての論理を飛ばしてもらっては困る。
正直、今週の話で理解できたのは、ルビーが事情聴取をしっかりと受けていることくらいだ。だから、私は敢えて言う。『【推しの子】』はオワタwwwwwwwwwww
今週の重曹ちゃん
勿論、1コマも登場は無い。
これでヒロインとして重曹ちゃんが負けたと言われるのが悔しくてたまらん。
論理を飛躍させ、感情を置き去りにした物語が進むなら、最初から未来軸と繋げるような物語構造を取ったり、インタビューで「伏線貼ってる」みたいなことを言ったりしないでほしい。
大変遺憾である。
あらゆる物語への冒涜である。
今回の展開も伏線?
しかし、私が感じたように読者の皆さんも感じ、それが意図されたものであるなら、今回の展開も何かしらの伏線であるのかもしれません。そこばかりは、次以降の話が来ないと分かりませんから。私は今後も正座しておきます。
そんな思わず笑ってしまうような呆れる展開であったが、次週は休載ということで。
次記事が更新されるのは恐らく4/28になると思われます。
次回79話の感想記事はこちらから。