一週間ぶりの『【推しの子】』の時間です。
2022年3月24日発売の「ヤングジャンプNo.17」で『【推しの子】』の最新「母親と母親」が掲載され、更新されています。
前回の感想記事はこちらから。
矛盾点とミスリードについて解説した考察記事も更新してます。
ちょうど一年ほど前ですが、『【推しの子】』の今後の展開について割と本気で考察した記事を書いていますので、今後の展開まで予想したい方は以下の記事をチェックしてください。また、この記事で書いてある考察などを前提にこの記事のように各週の感想記事も作成しています。
75話「母親と母親」感想と考察
懐かしき病院へ
さて、宮崎に来てまであかねとアクアのデート(別れ話はどこへやら)展開になった『【推しの子】』前回。
病院へ向かう二人だが、歩いていくには限界がある。
スクーターをレンタルして向かうことに。
絵面がシュールすぎる笑
『【推しの子】』75話 より
辿り着いた病院はアクアにとっては勿論、読者にとっても久しぶりとなったあの病院。(恐らく1巻以来)
しかし、病院のスタッフも当時とは変わり、顔見知りの医者を見つけることも出来ず大した情報は得られなかった。
死体も埋められたのか、殺害現場であるはずのものに何かある訳でもなく(さすがに15年経っているからそりゃそーだ)、ゴローが連絡がつかなくなって消えたことくらいしか分からない。
雨宮吾郎という人間
アクアの前世、雨宮吾郎。
彼の出生は母親が産科危機的出血で命を落とすところから始まる。
父親も分からず、母親の命と引き換えに生を受けた吾郎は祖母に育てられながら、産医となった。
『【推しの子】』75話 より
つまるところ、アクアは2回の生を受けていながら父親を知らないのだ。それどころか、母親という存在もアイが初めてとなる。
アクアがアイに執着する理由はただ「推し」であるだけでなく、そういう「初めての母親」という部分も影響しているのかもしれない。
さりなの最期
一方でさりなの最期も語られた。
ルビーの前世であるさりな。
その両親は都内で働いており、忙しく、さりなの最期に立ち会うことすら出来ていない。(なんて親だ)
吾郎が親の代わりになろうとさりなを支えたことも窺える。
『【推しの子】』75話 より
今回の話で分かったのはアクアもルビーも"普通"の親への経験が乏しい可能性がある、ということだ。
勿論、親の普通など人によって変わるだろう。
なので、あくまでも普通は"普通"なのだ。
お前誰やねん
今回のキーポイントは何といってもこれ。
急に現れた謎の子ども。
まるで転生したアクアやルビーを知っている口振りである。テコ入れよりも急な展開に衝撃を隠せない。
『【推しの子】』75話 より
こちらは以前、前話の更新時の私のツイート。
基本的に私の考えはここから動いていない。
なんで転生したかとかは説明要らんのですよ。悪魔の実がなんで存在するかと同じくらい不毛な議論。でも、キャラクターを生きている人として描いてほしいわね。行動の裏には理論とか理論で説明できない感情があるはずで、それが無いならただの舞台装置
— 竹田葉 (@bamboo_leafyou) 2022年3月9日
今更、転生理由なんてオカルトに風呂敷を広げても、そこはこの漫画の設定として納得してしまっている。
あれやこれや手を出して行くのはそれだけ焦点がブレる。
あくまで私の考えではあるが、この物語の最後にアイの死に関する映画制作が行われると以前から主張している。
正直物語の方向性が見えなくて、困っているのだ。
なぜなら映画制作は2人が何故転生したかを知らなくても、アイの死という事実さえあれば成し遂げられると思うからだ。
正直、「B小町」のアイドルパートとアクアの役者パート。その2つでお腹いっぱいである。要素が増えれば増えるだけ、2.5舞台編のように間延びは必至。
広げるならうまく回収してほしいものだ。
今週の重曹ちゃん
今週は出番無し!
1コマも!
おかげでこの記事でも語ることは少なかった。
でも、煽り文的に来週はB小町回かしら。それは楽しみ。
そう言えば、『【推しの子】』が「アニメ化してほしいマンガランキング」第5位だそうです。
おめでたい!!
でも、アニメ化するときは、是非B小町のライブまでで願いたい(重曹推しなら多分全員思ってる)。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
— 【いよいよ今週末!】AnimeJapan 2022 (@animejapan_aj) 2022年3月23日
アニメ化してほしい
マンガランキング
🏆第5位🏆
「【推しの子】」
__________
第5位は「【推しの子】」に決定しました🎉
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