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【感想と考察】『【推しの子】』57話「ヘタクソ」【漫画】

 2021年9月30日発売の「ヤングジャンプNo.44」で『【推しの子】』の最新57話「ヘタクソ」が掲載されているので、感想を書いていきたいと思います!

 前回の感想記事はこちらから。

isoisogingin.hatenablog.com

 

 因みにですが、以前『【推しの子】』の今後の展開について割と本気で考察した記事を書いていますので、今後の展開まで予想したい方は以下の記事をチェックしてください。また、この記事で書いてある考察などを前提にこの記事のように各週の感想記事も作成しています。

isoisogingin.hatenablog.com

 

 

57話「ヘタクソ」感想と考察

メルトくんの演技

 過去を振り返っても顔の良さで成り上がってきたメルトくん。そんなメルトくんが初めて本気で演技と向き合うキッカケとなったのは『今日あま』でのアクアの演技でした。

 人とは以外と自分を客観視できないものです。ずっと見ているもの、一度思い込んだものは、「慣れ」が生じて心が油断する。それが、当たり前になるのです。逆に言えばそれは自分を客観視出来た時が「自分が変われる可能性のある瞬間」ということです。

 メルトくんがそこから演技に真剣に向き合ったように、誰にでもチャンスがあるのです。しかし、誰にでもチャンスがあるということは、今回で言えば「演技力」のようかそのような差は埋めにくいということになります。

 だからメルトくんは自分を変えたアクアに助力を求めるのです。


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『推しの子』57話 より

アクアの助言

 さて、しかしアクアも才能の有無であれば無いと自覚するタイプ。圧倒的な魅力はない。だからこそアクアは「下手でも良い」と言葉をかける訳です。

 そこに込められたのは励ましでも同情でもなく、単純な問いに対する回答としてのアドバイスでした。


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『推しの子』57話 より

 

 下手であるというのは「油断している」ということ。そしてその油断は価値観を変えるチャンスでもあるのです。

 しかし、メルトくんは今のままではその「価値観を変える」という演技力には届かない。だからこそ別のアプローチで、なにか一つだけのアクションを誰よりも磨いてきました。刀を奇想天外自由自在に操る姿は、観客にどのように映るのでしょう?


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『推しの子』57話 より

 

今週の重曹ちゃん

 後ろで結んでショートポニーテールみたいになってる重曹ちゃん今までとはレベチで可愛くね?この重曹ちゃん、かなり好きです(どうでもいい)。


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『推しの子』57話 より