2021年4月6日にマンガクロス | 秋田書店の新作漫画が無料で読める！ (mangacross.jp)で『僕の心のヤバイやつ』最新68話「僕は誘われた」が更新されたので感想と考察を書いていこうと思います。
前回の感想記事はこちらから！
Karte.68「僕は誘われた」感想と考察
バレンタインデー
バレンタインデー
世の学生が待ち望むイベントの一つであり、男子中学生であれば「貰えるだろうか」「何個かな」とドキドキそわそわすること間違いなしのイベントである。
しかし、相も変わらず山田はチョコを貰い、食べることしか頭にないのである。そんな山田であるが関根萌子(ビッチ)の「みんなでチョコを作らないか？」というアドバイスにより、自分自身があげる側であることを思い出したようで。友達であるところの関根さんはさらに市川に対して「男子全員貰ったら嬉しいか」と聞くのです。ここら辺は市川と山田が互いに好きであることを分かっている関根さんがもどかしい二人の関係をどうにかしようと突っつきに行っている感じが凄いですね。
『僕の心のヤバイやつ』Karte.68
結果、山田の家でチョコ作りが決定した訳であるが、最後に「ねっ」と山田が市川に微笑みかけます。女子同士のチョコ作りに何故か巻き込まれた市川という構図が完成しました。
市川とガールズ
往々にして「友達の友達」という関係は存在するであろう。自分は友人Aとよく話すし、友人Aは友人Bと話すが、自分と友人Bは話さない。人間関係というものが目の届く範囲で無尽蔵に網目のように張り巡らされていく以上、このような関係性が出来てしまうことは仕方ないことであるが、なにせ気まずいのである。
そして、山田の家に向かった市川に対して、山田の親友であるところのちーちゃん(小林さん)は爆弾を放つのである。
『僕の心のヤバイやつ』Karte.68
市川は山田に呼び出されたが、他のメンツは市川が来ることを知らないパターンである。友達の友達パターンが異性で実現した時の気まずさは倍々である。ちなみに後ろに居る吉田さんは薄々気が付いている素振りを見せていることに注目だ。
以前の記事でクラスの中で市川と山田の関係性に気が付いている人が増え始めていることに触れている。原さん、関根さん、そしてブス専の神崎くんも気づいているような印象がある。ちーちゃんがド天然であることから気づかないと考えると、山田の仲良しグループはおよそ二人の関係を察していることが窺えるだろう。
ニセ彼女問題
『僕の心のヤバイやつ』Karte.68
さて、帰ろうとしたところを関根さんに引きずられる形で山田家にやってきた市川であるが、お母さんが「異性」が来たことに驚いた直後、関根さんが市川の彼女を語るという爆弾を放つのである。
これは、次回以降波乱間違いなしである。
今から山田の嫉妬が目に浮かぶ。
